phpMyAdmin セットアップスクリプトの構成パラメータによる任意の PHP コードの注入(PMASA-2009-4)

high Nessus プラグイン ID 36171

概要

リモート Web サーバーに含まれる PHP アプリケーションにより、任意のコードを実行できることがあります。

説明

リモートホストにインストールされている phpMyAdmin のバージョンに付属する設定スクリプトが、アプリケーション用の構成ファイルを生成するために使用する前に、ユーザー入力を適切にサニタイズしません。このバージョンには、以下の脆弱性があります。

- 構成ファイルの生成中に、サニタイズされていない詳細なサーバー名が、セットアップスクリプトによって C-style のコメントに挿入されます。

- 攻撃者は、config.php への POST リクエスト中に「textconfig」パラメータの値を変更することで、生成された構成ファイルに任意のデータを保存できます。

認証されていないリモート攻撃者は、これらの問題を利用して、任意の PHP コードを実行できることがあります。

ソリューション

phpMyAdmin 3.1.3.2 にアップグレードするか、プロジェクトのアドバイザリで言及されているパッチを適用してください。

参考資料

https://www.tenable.com/security/research/tra-2009-02

http://www.phpmyadmin.net/home_page/security/PMASA-2009-4.php

プラグインの詳細

深刻度: High

ID: 36171

ファイル名: phpmyadmin_pmasa_2009_4.nasl

バージョン: 1.18

タイプ: remote

ファミリー: CGI abuses

公開日: 2009/4/16

更新日: 2022/4/11

設定: 徹底したチェックを有効にする

サポートされているセンサー: Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Medium

スコア: 6.7

CVSS v2

リスクファクター: High

基本値: 7.5

現状値: 5.5

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:L/Au:N/C:P/I:P/A:P

脆弱性情報

CPE: cpe:/a:phpmyadmin:phpmyadmin

必要な KB アイテム: www/PHP, www/phpMyAdmin

除外される KB アイテム: Settings/disable_cgi_scanning

エクスプロイトの容易さ: No exploit is required

参照情報

CVE: CVE-2009-1285

BID: 34526

CWE: 94

SECUNIA: 34727

TRA: TRA-2009-02