リモートの Windows ホストにインストールされている Google Chrome のバージョンは、67.0.3396.62 より前です。したがって、2018_05_stable-channel-update-for-desktop_58アドバイザリに記載されているとおり、複数の脆弱性の影響を受けます。

  - 67.0.3396.62 より前の Google Chrome の DevTools で chrome.debugger API が Web UI ページに添付できるようにすることで、攻撃者が、ユーザーを誘導して悪意のある拡張機能をインストールさせ、細工された Chrome 拡張機能を通じて任意のコードを実行する可能性があります。CVE-2018-6140

  - 67.0.3396.62 より前の Google Chrome の IndexDB でのオブジェクトの早期解放により、レンダラープロセスを侵害するリモートの攻撃者が、細工された HTML ページを通じてサンドボックスエスケープを実行する可能性があります。
    (CVE-2018-6127)

  - 67.0.3396.62 より前の Google Chrome の Blink の use-after-free により、リモートの攻撃者が細工された HTML ページを介してヒープ破損を悪用する可能性があります。CVE-2018-6123

  - 67.0.3396.62 より前の Google Chrome の Blink の ReadableStreams の型の取り違えType Confusionにより、リモートの攻撃者が細工された HTML ページを通じてオブジェクト破損を悪用する可能性があります。CVE-2018-6124

  - 67.0.3396.62 より前の Windows 上の Google Chrome の USB でのポリシー実施が不十分であったため、リモートの攻撃者が細工された HTML ページを通じて機密情報を取得する可能性がありました。CVE-2018-6125

Nessus はこれらの問題をテストしておらず、代わりにアプリケーションが自己報告するバージョン番号にのみ依存していることに注意してください。

検出

67.0.3396.62 より前の Google Chrome の複数の脆弱性

critical Nessus プラグイン ID 110228

バージョン 1.10