クラウドセキュリティ: クラウドインフラの可視化と洞察
すべてを一元化するクラウドセキュリティ
クラウドセキュリティにはクラウドの全資産を継続的に評価できるプロセス、ツール、リソース、ポリシーが含まれているので、脆弱性や設定ミスなどを検出して修正できます。
クラウドセキュリティは新しいプロセスで進化の過程にありますが、ベストプラクティスを導入することで、クラウドセキュリティプログラムをより強固なものにできます。
レポートの詳細内容:
クラウドセキュリティ管理ガイド
効果的なクラウドセキュリティを実現するためには、継続的な脆弱性評価とともに、アタックサーフェスを深く可視化して常に評価する態勢を維持する必要があります。
詳細はこちらからクラウド資産、脆弱性、サイバーエクスポージャーを絶えず可視化
盲点を排除し、クラウド内のすべてをセキュリティで保護
- セキュリティチームは、IT のアタックサーフェスを継続的に可視化する必要があります。このアタックサーフェスにはクラウド環境も含まれます。
- 従来の脆弱性管理ツールだと、常にクラウドで有効に動作するとは限りません。そのため、盲点があったり、リスクに対して脆弱であったりします。
- パブリッククラウドインフラにおけるリスクの管理は大変です。しかし、サイバーエクスポージャー管理プログラムにおいてクラウド資産が果たす役割を理解しておくと、組織をサイバー攻撃からより適切に保護しやすくなります。
クラウドセキュリティ成熟度モデル: ビジョン、道筋、実行
動的なクラウド環境の保護は簡単ではありません。しかし、運用におけるレジリエンスを確保するには、その保護がますます重要になっています。なぜなら、コスト削減、拡張性、柔軟性のメリットを享受できるように、組織はより多くのデータ、サービス、インフラを急速にクラウドに移行しているためです。
クラウドセキュリティのベストプラクティスは、クラウドセキュリティプログラム構築の足がかりとして最適です。しかしこうしたプラクティスは、現実で実行するには少々抽象的または曖昧な場合があります。その結果、チームは実装自体への取り組みよりも、推奨事項を実装する方法の理解により多くの時間を費やすことになります。これにより、クラウドのアタックサーフェス全体に盲点が生じてしまいます。
このホワイトペーパーをお読みになることで、当てずっぽうの排除と、クラウドセキュリティプログラムの成熟に集中できる実用的な推奨事項の確認が可能です。
詳細はこちら- クラウドセキュリティプログラムの成熟度を評価する方法
- クラウドセキュリティの目標を設定して達成する方法
- Tenable クラウドセキュリティモデルとは何か、またそれがセキュリティプラクティスの成熟にどのように役立つか
クラウドからコンテナまでサイバーリスクを軽減
業界リーダーが得た教訓
すべての動的な資産を保護して、クラウド内のサイバーリスクを軽減する方法をご存知ですか?
Tenable は、世界の 29 名のセキュリティ専門家に対して、「クラウドインスタンス、ウェブベースのアプリケーション、モバイルデバイス、アプリケーションコンテナなどの最新の資産は、セキュリティとリスク管理プログラムにどのような影響を与えましたか」という質問をしました。
彼らの回答は彼らのバックグラウンドと同様に多様なものでしたが、共通したテーマが浮かび上がってきました。
- セキュリティ担当者とアプリ開発者の連携を深める必要性
- 継続的なスキャンと検出に注力する必要性
- データ中心のセキュリティ戦略
このホワイトペーパーでは、約 30 編の小論を紹介し、専門家たちの得た教訓に関するインサイトとともにサイバーリスクを軽減してクラウド資産を保護する方法に関する推奨事項を示します。
また、このホワイトペーパーでは、以下についても解説します。
- 動的な IT 環境のセキュリティの強化方法
- クラウド環境のセキュリティ計画の策定方法
- クラウドセキュリティのテストと制御の自動化
- セキュリティをアプリケーション層に移行する方法
SANS ホワイトペーパー: クラウドセキュリティ管理ガイド
クラウドインフラの完全な可視化
クラウドは非常に動的な性質を持っています。従って、クラウドセキュリティにおいても、今すぐにオンプレミスの資産と同じように俊敏で効率的な脆弱性と修正のプロセスを導入する必要があります。
SANS Institute の調査によると、約 41% の企業がすでにクラウド環境に対して脆弱性管理戦略を適応させているか、あるいは適応に向けた取り組みを進めています。
従来の脆弱性管理について理解していることの多くはクラウドにも適用できますが、重要な相違点がいくつかあります。
効果的なクラウドセキュリティを実現するためには、継続的な脆弱性評価と、定期的なアタックサーフェスの洞察の取得と評価を行う必要があります。
このホワイトペーパーでは、クラウド環境における脆弱性と脅威の管理の範囲について説明し、以下についてのヒントを紹介します。
- クラウドネイティブのアプローチを使用してハイブリッドモデルまたはオフプレミスモデルで脆弱性を検出する方法
- DevOps インフラのコード化モデルを理解する
- 脅威を評価し、クラウドデータとクラウド資産を保護する方法
クラウド脆弱性管理ソリューションに何を期待するか
クラウドの脆弱性管理に向けて調査すべき重要な要素
容易なデプロイメントやメンテナンスから、高いスケーラビリティや柔軟性まで実現可能なことから、自社のビジネスプロセスとアプリケーションをオンプレミスからクラウドに移行する企業が増加しています。
しかし、クラウドにおける運用の拡張と変更のスピードの速さは、セキュリティチームにとっては、追いつくのに必死にならざるを得ないことから、問題となります。
クラウドの脆弱性管理ソリューションを検討する際には、どこから始め、どのようにして最適なソリューションを見極めればよいのでしょうか。
この段階的なガイドでは、このソリューションの機能の理解を目標として、製品の機能、対象範囲、更新に関する質問も含めた 5 つの主要な領域について説明します。
また、以下の内容についても詳しく説明します。
- クラウドセキュリティプログラムの目標を設定してソリューションの評価に活用する方法
- 脆弱性管理ソリューションのコア機能
- 優れたクラウド脆弱性管理ソリューションを使用して現在の脅威と新たな脅威に対応する方法
- 脆弱性管理プロバイダーによるクラウドの活用とクラウド保護の方法
Tenable Community でクラウドの情報を入手
他のクラウドセキュリティ専門家とつながる方法
クラウドセキュリティは、急速に変化し絶えず進化する分野です。そのため、クラウド環境を安全に保つためには、他の担当者とつながって、質問をしたり、ヒントを共有したり、ベストプラクティスについてのアドバイスを得たりすることをお勧めします。
Tenable Cloud と Atlassian の統合
Tenable のクラウドと Atlassian Jira Cloud を統合する方法 Jira のマーケットプレイスでは、手作業で作成した統合ファイルをアップロードしたりアドオンを取得したりすることはできません。
詳細はこちらからパブリッククラウドと DevOps を保護する方法は?
DevOps の手法とテクノロジーを賢く活用していれば、パブリッククラウドを規定通りに使用することでセキュリティの面でのメリットを得られます。 変更不可能なコンテナ、マイクロサービス、自動化されたセキュリティテストが、企業のセキュリティを向上できます。
詳細はこちらからTenable のソリューションでクラウドセキュリティプログラムを制御
クラウドインスタンスの保護は、従来のシステムと同じではありません。 Tenable Cloud Security の Agentless Assessment が、クラウドリソースに関する情報を迅速に収集する方法や、実用的な洞察を提供する方法をご確認ください。
詳細はこちらからTenable の CloudCover に参加
毎月開催される、Tenable の CloudCover に参加しましょう。技術的なクラウドセキュリティのトピックを掘り下げる対話型ワークショップです。今後のセッションに登録するか、アイデアがある場合は、将来のワークショップでチームが取り上げるトピックをぜひご提案ください。
クラウドセキュリティに関するよくあるご質問
クラウドセキュリティついて質問がある場合は、 ここではよくある質問とその回答を紹介しています。
クラウドセキュリティとは何ですか?
クラウドコンピューティングにはどのようなセキュリティリスクがありますか?
クラウドセキュリティはなぜ重要なのですか?
クラウド攻撃とは何ですか?
Tenable と Amazon Web Services (AWS)、Microsoft Azure、Google Cloud Security (GCP) Command Center の統合
包括的なクラウドセキュリティ態勢管理 (CSPM)
Tenable は、Google Cloud Security (GCP)、Microsoft Azure、Amazon Web Services (AWS) をサポートすることにより、単一のダッシュボードでパブリッククラウドとプライベートクラウドのすべての資産の可視性を向上させます。 つまり、クラウドを含むアタックサーフェス全体にわたってサイバーリスクをより適切に管理し、サイバーリスクを軽減できるということです。
クラウドセキュリティとサイバーセキュリティライフサイクルの整合
クラウドソリューションは、スピード、スケーラビリティ、ユーザビリティがすべてです。クラウドインフラは企業に多くの利点と柔軟性をもたらす一方で、サイバーリスクを増大させる可能性もあります。 資産の検出からベンチマーキングの成功までのクラウドセキュリティのプロセスを、サイバーセキュリティのライフサイクルにおける次の 5 つのフェーズと関連付ける必要があります。
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検出
プロセスやアプリケーションをすでにクラウドに移行している企業であればすでにご存知かと思いますが、クラウドはスピードを重視して構築されており、簡単に拡張が可能です。 これはビジネスの効率化という点では素晴らしいのですが、気付かないうちにサイバーリスクが増大し、セキュリティチームが新たな問題に直面してしまうおそれがあります。
Tenable Cloud Security は、ランタイムインフラにエージェントをインストールすることなく、クラウドプロバイダーに接続して資産をスキャンします。 また、Amazon Web Services (AWS)、Microsoft Azure、Google Cloud Platform (GCP) 全体のインフラのデプロイメントを監視します。
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評価
クラウド環境で従来の脆弱性管理スキャンツールを使用している場合、アタックサーフェス内に盲点が存在している可能性があります。 従来のツールの代わりに、CIS (Center for Internet Security) のベストプラクティスに基づいてクラウドインフラを強化することをお勧めします。
Tenable では、ホストからワークロード、データに至るまで、すべてのクラウド資産の脆弱性、設定ミス、その他のセキュリティの問題を検出できるため、修正の計画と優先順位付けが可能になります。
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優先順位づけ
クラウド環境全体のすべての資産をすべて評価した後に、企業にとって最大の脅威となる脆弱性の優先順位付けを行う必要があります。
Tenable を使用すると、脅威インテリジェンス、エクスプロイトの有無などの脆弱性データを評価することによってリスクを自動で分析できるため、近い将来に企業に影響を与える可能性が最も高いリスクを優先的に修正できます。
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修正
クラウドインフラや発見された脆弱性、設定ミス、その他のセキュリティ問題など、IT アタックサーフェス内のすべての資産を発見できれば、リスクに対して優先順位を付けて、問題を迅速かつ効率的に修復します。
Tenable によりシフトレフトが可能になるため、本番環境に移行する前に脆弱性を検出できます。 また、デプロイメント前にセキュリティで保護されたマシンイメージやコンテナイメージを作成することで、さらなる脆弱性の発生を回避できます。脆弱性管理プロセスを CI/CD システムに統合することも可能です。 さらに、API を使用したバグ追跡ツールと修正ツールを使用することで、バグを追跡して修正を DevOps にシームレスに統合できるようになります。
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測定
最後に、上述のすべてのステップが整うと、企業のサイバーリスクを判定できます。 Tenable の高度な分析機能と評価機能を活用すれば、企業の実際のリスクをより明確に把握できます。 そして、クラウドセキュリティプログラムの成果と弱点を主なステークホルダーやチームメンバーに伝達することで、プログラムの成長と改善に向けた計画を策定できます。
社内でのベンチマーキングは、プログラムの各部門での効果を分析するのに役立ちます。 また、競合他社との比較によるベンチマーキングは、類似した企業と比較してプロセスの評価を行うのに役立ちます。 そして、その結果をもとにセキュリティプログラムの目標を企業の目標に合わせて調整することにより、より強固な意思決定と計画策定が実行できます。
リスクベースのアプローチによる脆弱性管理でクラウド環境を保護する
従来の脆弱性管理ツールではすべてのクラウドのニーズに対応できない
クラウド環境を導入することで、組織は新しいインフラを迅速に構築・拡張し、顧客の要求に迅速に対応できるようになります。しかし、絶えず変化している環境で脆弱性や設定ミスを検出して管理するための適切な機能が揃っていない場合、このスピードとスケーラビリティは諸刃の剣となる可能性があります。
従来の脆弱性管理では、この新しいパラダイムに遅れずに対応することはできません。また、ポイントソリューションはすべての脆弱性に対する一元的な可視性を提供できないため、情報のサイロ化を招きます。
リスクベースの脆弱性管理アプローチを採用することで、セキュリティチームはアタックサーフェス全体にわたる脆弱性を発見しやすくなります。つまり、最も重要な重要なセキュリティ問題、つまり攻撃者が悪用する可能性が最も高い脆弱性に集中できるようになります。
クラウドの脆弱性管理にリスクベースのアプローチを導入する方法の概要を以下にご紹介します。
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検出
動的な環境でクラウド資産を特定する
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評価
クラウドプロバイダーやクラウドネイティブのインフラ向けに構築されたスキャンテンプレートや導入モデルを使用する
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優先順位づけ
機械学習を使用して脆弱性の深刻度、悪用される確率、資産の重大度を相関付け、ビジネスリスクに基づいた脆弱性の修正を計画して実行する
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修正
開発から運用まで、最初に修正するエクスポージャーの優先順位付けを行い、強力な統合機能を活用して脆弱性管理のライフサイクル全体を最適化する
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測定
サイバーリスクの測定とベンチマーキングを行い、ビジネス上、技術上の意思決定を改善する
Tenable がチーム全体のクラウドセキュリティに対する取り組みの一元化を支援
クラウドに対する新しい導入や脆弱性の露呈は決して止まることはありません。そしてそれは、クラウドセキュリティプログラムも同様です。Tenable は、すべてのクラウド環境とチームにわたってセキュリティを簡単に拡張できるクラウドセキュリティフレームワークを提供することで、コミュニケーションの改善、セキュリティ、運用、開発チーム全体の労力軽減を実現します。
クラウドセキュリティに関するブログ記事
Tenable Cloud Security Agentless Assessment の活用で AWS の脆弱性を迅速に検出して対応
クラウドセキュリティ検出機能である Tenable Cloud Security Agentless Assessment を活用することにより、クラウドにおけるソフトウェアの脆弱性や設定ミスをスキャンする方法をどのように改善できるのかをご覧ください。
Tenable Cloud Security と HashiCorp TerraformCloud でクラウドインフラの設定ミスによる脆弱性を管理・修正
事前に予防可能な設定ミスによって引き起こされたクラウドでの侵害が増加傾向にあります。Tenable Cloud Security と Terraform Cloud の新しい統合により、どのようにリスクを軽減できるのかを確認しましょう。
ポリシーのコード化によってサイバーレジリエンスを確立する方法
クラウドネイティブアーキテクチャは絶えず変化しています。 複雑なシステムには、包括的でプロアクティブなセキュリティアプローチが必要であり、そこでポリシーのコード化 (PaC) が効果を発揮します。
クラウドセキュリティのオンデマンドウェビナー
クラウドセキュリティ・ラウンドテーブルセキュリティ標準への対応を犠牲にしないクラウド導入
あらゆる場所の企業がクラウドネイティブインフラのメリットを享受しており、これまでより少ないリソースで、より迅速に環境を拡張しています。
しかし、クラウド資産に合わせたセキュリティのベストプラクティスを取り入れるのは難しく、複数のチームやプロセスによる問題の解決が必要になることがあります。
このパネルディスカッションでは、Tenable と AWS のエキスパートが以下について語ります。
- クラウドインフラのセキュリティの課題
- 総合的なクラウドセキュリティ戦略の実行に関するアドバイスとベストプラクティス
- クラウドの世界における「セキュリティバイデザイン」の意味
効果的なクラウドセキュリティの実現には、「分け合うことが思いやり」の精神で
クラウドネイティブインフラの導入について考える際、多くの場合テクノロジーの観点から検討を行いますが、クラウドのセキュリティ態勢を維持するには、企業の文化やプロセスを変えることも同じくらい重要です。
では、どうすれば効果的なクラウドセキュリティを実現できるのでしょうか。 まず、最も安全なコードだけが本番環境に投入されるように可能な限りすべてを自動化します。
このウェビナーで以下の内容をご確認ください。
- セキュリティのベースラインを設け、環境がそこから逸脱しないようにする方法
- Tenable Cloud Security でポリシーのコード化 (PaC) の導入を実現することにより、どのようにチーム間のコラボレーションとセキュリティ態勢が改善されるのか
- インフラのコード化 (IaC) のセキュリティテストとリスクベース分析を包含するクラウドセキュリティ態勢管理 (CSPM) ソリューションの進化
ハイブリッド型のクラウドセキュリティのマストハブ 5 項目
一般的にはクラウドネイティブインフラだけが話題になりますが、ほとんどの企業がハイブリッドクラウドのアプローチを取り入れているのが現実です。 実際のところ、実施された調査によると、80% を超える IT リーダーがハイブリッドクラウドを導入しています。
アタックサーフェスは、複数のデプロイメントによって拡大し、非常に複雑になっています。 したがって、すべての環境にわたってセキュリティ対策を導入しやすいパートナーを見つけることが重要となります。そこで、Tenable がお役に立ちます。
このウェビナーでは、一流のクラウドセキュリティアナリストである Tom Croll と Tenable のクラウドエキスパートが、以下について語ります。
- ハイブリッドクラウドセキュリティの基本原則
- パブリッククラウドセキュリティモデルから得られる教訓
- データセキュリティを強化してゼロトラストの手法を導入する方法
Tenable Cloud Security は、クラウドセキュリティと脆弱性管理の融合
単一のプラットフォームでの包括的なクラウドの可視化とサイバーエクスポージャー管理
Gain Complete Visibility
ハイブリッドクラウド環境全体の資産とエクスポージャーを把握できます。
コスト効率の高い規模拡張
コンプライアンス、修正、パイプラインのガバナンスを自動化します。
セキュリティ態勢の強化
不要な情報を取り除き、実際のリスクに基づいて修正の優先順位付けを行います。