出典：Red Hatセキュリティアドバイザリ2018:2918：ghostscriptの更新プログラムが、Red Hat Enterprise Linux 7で利用可能になりました。Red Hat製品セキュリティは、この更新がセキュリティに及ぼす影響を重要度高として評価しています。詳細な重要度評価を示すCVSS（共通脆弱性評価システム）ベーススコアは、「参照」セクションのCVEリンクから脆弱性ごとに入手できます。Ghostscriptスイートには、PostScriptドキュメントとPDFドキュメントをレンダリングするためのユーティリティが含まれています。Ghostscriptは、コードを表示または印刷できるようにPostScriptコードを一般的なビットマップ形式に変換します。セキュリティ修正プログラム：* ghostscript /invalidaccessが特定の条件下でチェックに失敗することが発見されました。攻撃者がこれを悪用して-dSAFER保護をバイパスし、特別に細工されたPostScriptドキュメントを介して任意のシェルコマンドを実行したりする可能性があります。（CVE-2018-16509）* ghostscript：LockDistillerParamsの型の取り違え（Type Confusion）（699656）（CVE-2018-15910）* ghostscript：/typecheckが処理されるときの.definemodifiedfontのメモリ破損（699668）（CVE-2018-16542）* ghostscript：gdevpdts.cにあるpdf_set_text_matrix関数におけるスタックベースの領域外書き込み（CVE-2018-10194）影響、CVSSスコア、その他の関連情報を含むセキュリティの問題の詳細については、「参照」セクションに記載されているCVEのページを参照してください。Red Hatは、CVE-2018-16509、CVE-2018-15910、CVE-2018-16542を報告してくれたTavis Ormandy氏（Google Project Zero）に感謝の意を表します。

検出

Oracle Linux 7：ghostscript（ELSA-2018-2918）

high Nessus プラグイン ID 118125

バージョン 1.5