パスがシンボリックリンク（symlinks）の場合、システムはscp.whitelistおよびscp.blacklistファイルのアクセスコントロールを適切に実施しません。これにより、Secure Copy（SCP）プロトコルで認証されたユーザーが、本来なら制限されることになる特定の構成ファイルを上書きする可能性があります。（CVE-2019-6679）

注：F5は、弊社の製品およびドキュメントで、排他的な表現を排除するために機能しています。詳細については、K34150231を参照してください: 
F5製品およびドキュメントの排他的な表現。

影響

BIG-IP

OpenSSHツールであるSecure Copyユーティリティ（scp）にアクセスできるが、フルファイルシステムアクセスまたはAdvanced Shell（bash）アクセスのない認証されたユーザーが、特定の構成ファイルを上書きする可能性があります。

BIG-IQ/Enterprise Manager/Traffix SDC

これらのF5製品は、この脆弱性の影響を受けません。

検出

F5 Networks BIG-IP：SCPの脆弱性（K54336216）

low Nessus プラグイン ID 132570

バージョン 1.5