メッセージIDの計算が、初期化されていないデータに基づいていることがわかりました。攻撃者がこれを悪用し、秘密情報を入手する可能性があります。(CVE-2020-6792) 

Thunderbirdで複数のセキュリティの問題が発見されました。ユーザーが誘導されて、巧妙に作りこまれたメッセージを開くと、攻撃者がこれらを悪用し、サービス拒否を引き起こす、秘密情報を取得する、任意のコードを実行するなどの可能性があります。(CVE-2020-6793、CVE-2020-6795、CVE-2020-6822) 

Thunderbird 60より前にユーザーがパスワードを保存し、その後マスターパスワードを設定した場合、暗号化されていないこれらのパスワードのコピーにアクセスできる可能性があることがわかりました。ローカルユーザーがこれを悪用して、秘密情報を入手する可能性があります。(CVE-2020-6794) 

Thunderbirdで複数のセキュリティの問題が発見されました。ユーザーが誘導され、巧妙に作りこまれたWebサイトをブラウジングコンテキストで開くと、攻撃者がこれらを悪用してサービス拒否を引き起こしたり、クロスサイトスクリプト (XSS) 攻撃を仕掛けたり、秘密情報を入手したり、任意のコードを実行したりする可能性があります。(CVE-2019-20503、CVE-2020-6798、CVE-2020-6800、CVE-2020-6805、CVE-2020-6806、CVE-2020-6807、CVE-2020-6812、CVE-2020-6814、CVE-2020-6819、CVE-2020-6820、CVE-2020-6821、CVE-2020-6825) 

Devtoolsの「Copy as cURL」機能がWebサイト制御のデータを完全にはエスケープしないことがわかりました。ユーザーが誘導されて「Copy as cURL」機能を使用し、巧妙に作りこまれたデータのあるコマンドをターミナルにコピーアンドペーストすると、攻撃者がこれを悪用してコマンドインジェクションを介し任意のコマンドを実行する可能性があります。
(CVE-2020-6811)。

注意: Tenable Network Security は、前述の説明ブロックを Ubuntu セキュリティアドバイザリからすでに直接抽出しています。Tenable では、新たな問題を持ち込まずに、できる限り自動的に整理して書式設定するようにしています。

検出

Ubuntu 18.04 LTS : Thunderbird の脆弱性 (USN-4328-1)

critical Nessus プラグイン ID 135455

バージョン 1.12