特定の状況で、HTTP/2フルプロキシでSSLトラフィックを処理するときに、Traffic Management Microkernel（TMM）がコアファイルを生成して再起動する可能性があります。（CVE-2020-5875）

影響

HTTP/2、Message Routing Framework（MRF）、およびSSLを有効にしている場合、特定のリクエストシーケンスが条件をトリガーし、TMMにコアファイルを生成させて再起動させる可能性があります。攻撃者が、BIG-IPシステムにコアファイルを生成させることにより、トラフィックの流れを中断させ、スタンバイシステムへのフェイルオーバーを引き起こす可能性があります。

検出

F5 Networks BIG-IP：BIG-IP HTTP/2の脆弱性（K65372933）

high Nessus プラグイン ID 136143

バージョン 1.4