リモートのUbuntu 16.04LTSホストには、USN-4609-1のアドバイザリに記載された複数の脆弱性の影響を受けるパッケージがインストールされています。

  - コミット前のGONICUS GOsaのバージョン56070d6289d47ba3f5918885954dcceb75606001には、パスワード変更フォーム (html/password.php、#308) にクロスサイトスクリプティング (XSS) の脆弱性が含まれており、任意のWebスクリプトまたはHTMLがインジェクションされる可能性があります。この攻撃は、被害者が特別に細工されたWebページをを開くことにより悪用される可能性があります。この脆弱性は、56070d6289d47ba3f5918885954dcceb75606001のコミット後に修正されているようです。 (CVE-2018-1000528)

  - 2019年4月11日までのGONICUS GOsaのLDAPクラスにおける不適切なアクセス制御により、任意のパスワードが入力された場合、攻撃者は大文字と小文字を区別しない部分文字列を含むユーザー名で任意のアカウントにログインできます。 (CVE-2019-11187)

  - GONICUS GOsa 2.7.5.2のGOsa_Filter_Settingsクッキーは、PHPのオブジェクトインジェクションに脆弱です。これにより、認証されたリモートの攻撃者が、細工されたクッキー値を介して (Webサーバーを実行するユーザーアカウントのコンテキストで) ファイルの削除を実行することができます。これは、unserializeがクッキーからフィルター設定を復元するのに使用されるためです。 (CVE-2019-14466)

Nessusはこの問題をテストしておらず、代わりにアプリケーションの自己報告されたバージョン番号にのみ依存しています。

検出

Ubuntu 16.04LTS：GOsaの脆弱性 (USN-4609-1)

critical Nessus プラグイン ID 142026

バージョン 1.4