リモートホストにインストールされているVMware vCenter Serverのバージョンは、6.5 U3nより前の6.5、6.7 U3lより前の6.7または7.0 U1cより前の7.0です。したがって、以下の複数の脆弱性による影響を受けます。

  - vSphere Client（HTML5）は、vCenter Serverプラグインに、リモートコード実行の脆弱性が含んでいます。ポート443へのネットワークアクセス権を持つ悪意のあるアクターがこの問題を悪用して、vCenter Serverをホストする下層のオペレーティングシステムにおいて、制限されていない権限でコマンドを実行する可能性があります。これは、VMware vCenter Serverの（7.0 U1Cの前の7.x、6.7 U3lより前の6.7および 6.5 U3nより前の6.5）とVMware Cloud Foundation（4.2より前の4.xおよび3.10.1.2より前の3.x）に影響を与えます。
    （CVE-2021-21972）

  -vSphere Client（HTML5）には、vCenter ServerプラグインのURLの不適切な検証によるSSRF（Server Side Request Forgery）の脆弱性が含まれています。ポート443へのネットワークアクセス権を持つ悪意のあるアクターが、この問題を悪用し、POSTリクエストをvCenter Serverプラグインに送信し、情報漏洩を引き起こす可能性があります。これは以下に影響を与えます：VMware vCenter Serverの（7.0 U1Cの前の7.x、6.7 U3lより前の6.7および 6.5 U3nより前の6.5）とVMware Cloud Foundation（4.2より前の4.xおよび3.10.1.2より前の3.x）。（CVE-2021-21973）

Nessusはこの問題をテストしておらず、代わりにアプリケーションの自己報告されたバージョン番号にのみ依存しています。Nessusは回避策の有無もテストしていません。

検出

VMware vCenter Server 6.5/6.7/7.0の複数の脆弱性（VMSA-2021-0002）

critical Nessus プラグイン ID 146826

バージョン 1.11