リモートホストにインストールされているカーネルのバージョンは、4.14.275-142.503より前のものです。したがって、ALAS-2022-1581のアドバイザリに記載されている複数の脆弱性の影響を受けます。

  - 5.16.12までの Linux カーネルの drivers/nfc/st21nfca/se.c の st21nfca_connectivity_event_received には、EVT_TRANSACTION バッファオーバーフローがあります。長さのパラメーターが信頼できないためです。(CVE-2022-26490)

  - net/ipv4/esp4.c および net/ipv6/esp6.c の IPsec ESP 変換コードにヒープバッファオーバーフローの欠陥が見つかりました。この欠陥により、通常のユーザー権限を持つローカルの攻撃者がカーネルヒープオブジェクトを上書きし、ローカル権限昇格の脅威を引き起こす可能性があります。(CVE-2022-27666)

  - 5.17.1 より前の Linux カーネルで、refcount 漏洩バグが net/llc/af_llc.c で見つかりました。(CVE-2022-28356)

Nessus はこれらの問題をテストしておらず、代わりにアプリケーションの自己報告されたバージョン番号にのみ依存しています。

検出

Amazon Linux AMI：カーネル (ALAS-2022-1581)

high Nessus プラグイン ID 159909

バージョン 1.5