リモートの SUSE Linux SLED15 / SLED_SAP15 / SLES15 / SLES_SAP15 / openSUSE 15 ホストには、SUSE-SU-2024:0830-1 のアドバイザリに記載された複数の脆弱性の影響を受けるパッケージがインストールされています。

  - この脆弱性により、悪意のあるゲストが機密情報にアクセスする可能性があります。この脆弱性は、PCI デバイス用の phantom 関数実装のエラーが原因で存在します。特定の状況下で、phantom 関数を持つ PCI デバイスを割り当てられた悪意のあるゲストが、そのデバイスの以前の所有者のメモリにアクセスできる可能性があります。(CVE-2023-46839)

  - この脆弱性により、実装しているセキュリティ制限を悪意のあるゲストがバイパスする可能性があります。ソースコード内のプリプロセッサディレクティブの不適切な配置による脆弱性が存在するため、HVM ゲストのサポートが Xen 外でコンパイルされ、CONFIG_HVM が Xen のビルド時に無効になっているとき、論理エラーが発生します。
    デバイスがドメインから削除されても適切に隔離されず、以前割り当てられていたドメインへのアクセスが保持されます。悪意のあるゲストをコントロールできる攻撃者が、削除されたドメインへのアクセス権を保持する可能性があります (CVE-2023-46840)

Nessus はこれらの問題をテストしておらず、代わりにアプリケーションが自己報告するバージョン番号にのみ依存していることに注意してください。

検出

SUSE SLED15 / SLES15 / openSUSE 15 セキュリティ更新 : xen (SUSE-SU-2024:0830-1)

medium Nessus プラグイン ID 191896

バージョン 1.1