Cisco Firepower Management Center (FMC) ソフトウェアのアクセスコントロールリスト (ACL) 機能のオブジェクトグループの脆弱性により、認証されていないリモートの攻撃者が、Cisco Firepower Threat Defense (FTD) ソフトウェアを実行している管理対象デバイスで設定されたアクセス制御をバイパスできる可能性があります。この脆弱性は、Cisco FMC ソフトウェアの ACL 機能のオブジェクトグループが、高可用性セットアップの管理対象 FTD デバイスに不適切に展開されていることが原因です。影響を受けるデバイスが ACL 展開のオブジェクトグループに続いて再起動された後、攻撃者が、影響を受けるデバイスを介してトラフィックを送信することで、この脆弱性を悪用する可能性があります。悪用に成功すると、攻撃者が設定されたアクセス制御をバイパスし、影響を受けるデバイスによって保護されていると期待されるデバイスにトラフィックを送信する可能性があります。

Nessus はこれらの問題をテストしておらず、代わりにアプリケーションが自己報告するバージョン番号にのみ依存していることに注意してください。

検出

Cisco Firepower Management Center ソフトウェアのオブジェクトグループのアクセスコントロールリストのバイパス (cisco-sa-fmc-object-bypass-fTH8tDjq)

medium Nessus プラグイン ID 200538

バージョン 1.1