リモートホストにインストールされている NVIDIA Container ツールキットのバージョンは 1.16.2 より前です。したがって、2024 年 9 月のセキュリティ報告書に記載されている複数の脆弱性の影響を受けます。

  - NVIDIA Container ツールキット 1.16.1 以前には、デフォルトの設定で使用された場合に Time-of-check Time-of-use (TOCTOU) の脆弱性が存在し、特別に細工されたコンテナイメージがホストファイルシステムへアクセスする可能性があります。これは、CDI が使用されるユースケースには影響しません。この脆弱性の悪用に成功すると、コード実行、サービス拒否、権限昇格、情報漏洩、データの改ざんにつながる可能性があります。(CVE-2024-0132)

  - NVIDIA Container ツールキット 1.16.1 以前には、デフォルトの操作モードに脆弱性が含まれています。これにより、特別に細工されたコンテナイメージによって、ホストファイルシステム上に空のファイルが作成されます。これは、CDI が使用されるユースケースには影響しません。この脆弱性の悪用に成功すると、データの改ざんが引き起こされる可能性があります。
  (CVE-2024-0133)

Nessus はこの問題をテストしておらず、代わりにアプリケーションが自己報告するバージョン番号にのみ依存していることに注意してください。

検出

NVIDIA Container Toolkit < 1.16.2 複数の脆弱性

high Nessus プラグイン ID 208077

バージョン 1.3