したがって、ALAS2023-2025-1010 のアドバイザリに記載されている複数の脆弱性の影響を受けます。

    args[0] が文字列の場合、node::fs::ReadFileUtf8(const FunctionCallbackInfo<Value>& args) 内の破損したポインターにより、各呼び出しで回復不能なメモリリークが発生します。繰り返し使用するとメモリが無制限に増加し、サービス拒否が発生する可能性があります。

    情報 https://nodejs.org/en/blog/vulnerability/may-2025-security-releases#corrupted-pointer-in-nodefsreadfileutf8const-functioncallbackinfovalue-args-when-args0-is-a-string-cve-2025-23165---lowCVE-2025-23165]

    async 暗号化操作での不適切なエラー処理により、プロセスがクラッシュします

    情報 https://nodejs.org/en/blog/vulnerability/may-2025-security-releases#improper-error-handling-in-async-cryptographic-operations-crashes-process-cve-2025-23166---highCVE-2025-23166]

    llhttp での不適切な HTTP ヘッダーブロックの終了により、リクエストのスマグリングが可能になり、攻撃者がプロキシベースのアクセス制御をバイパスして、認証されていないリクエストを送信することが可能です。この脆弱性は、llhttp v9 アップグレード前の Node.js 20.x ユーザーのみに影響します。

    情報 https://nodejs.org/en/blog/vulnerability/may-2025-security-releases#improper-http-header-block-termination-in-llhttp-cve-2025-23167---mediumCVE-2025-23167]

    Undici は Node.js 用の HTTP/1.1 クライアントです。バージョン 5.29.0、 6.21.2、 7.5.0より前では、undi を使用して webhook のようなシステムを実装するアプリケーションが脆弱です。攻撃者が無効な証明書でサーバーを設定すると、アプリケーションにwebhookを繰り返し呼び出すように強制できるため、メモリが漏えいされる可能性があります。これは、バージョン 5.29.0、 6.21.2、および 7.5.0でパッチされています。回避策としては、webhook が失敗した場合に、webhook を繰り返し呼び出さないようにしてください。CVE-2025-47279

Tenable は、前述の記述ブロックをテスト済み製品のセキュリティアドバイザリから直接抽出しています。

Nessus はこれらの問題をテストしておらず、代わりにアプリケーションが自己報告するバージョン番号にのみ依存していることに注意してください。

検出

Amazon Linux 2023 : nodejs20、nodejs20-devel、nodejs20-full-i18n (ALAS2023-2025-1010)

medium Nessus プラグイン ID 238264

バージョン 1.1