Opera < 11.51 複数の脆弱性(BEAST)

medium Nessus プラグイン ID 56042

概要

リモートホストに含まれるWebブラウザは複数の脆弱性の影響を受けています。

説明

リモート Windows ホストにインストールされている Opera のバージョンは、 11.51 以前です。したがって、以下の複数の脆弱性による影響を受けます。

- 詳細不明なエラーがあるため、安全ではないサイトまたは悪意のあるサイトは、安全な別のサイトが所有するセキュリティ情報を、ブラウザのアドレスバーに表示させる可能性があります。これにより、安全ではないサイトまたは悪意のあるサイトが、サードパーティサイトの一部であるように、またはサードパーティサイトにより保護されているように見えることになります。(CVE-2011-3388)

- 暗号ブロックチェーン(CBC)モードで動作している時に初期化ベクトル(IV)の選択方法に欠陥があるため、 BEAST として知られている情報漏洩の脆弱性が SSL 3.0 および TLS 1.0 プロトコルに存在します。中間者攻撃者がこれを悪用して、HTML5 WebSocket API、Java URLConnection API、またはSilverlight WebClient APIを使用するJavaScriptコードと連携して、HTTPSセッションでブロック選択境界攻撃(BCBA)を使用することにより平文HTTPヘッダーデータを取得できます。(CVE-2011-3389)

ソリューション

Opera 11.51またはそれ以降にアップグレードしてください。

参考資料

http://web.archive.org/web/20130223093835/http://www.opera.com/support/kb/view/1000/

http://web.archive.org/web/20170915045026/http://www.opera.com:80/docs/changelogs/windows/1151/

https://www.imperialviolet.org/2011/09/23/chromeandbeast.html

https://www.openssl.org/~bodo/tls-cbc.txt

プラグインの詳細

深刻度: Medium

ID: 56042

ファイル名: opera_1151.nasl

バージョン: 1.21

タイプ: local

エージェント: windows

ファミリー: Windows

公開日: 2011/9/1

更新日: 2022/12/5

サポートされているセンサー: Nessus Agent, Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Low

スコア: 2.9

CVSS v2

リスクファクター: Medium

基本値: 5.8

現状値: 4.3

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:M/Au:N/C:P/I:P/A:N

脆弱性情報

CPE: cpe:/a:opera:opera_browser

必要な KB アイテム: SMB/Opera/Version

エクスプロイトの容易さ: No known exploits are available

パッチ公開日: 2011/8/31

脆弱性公開日: 2011/8/31

参照情報

CVE: CVE-2011-3388, CVE-2011-3389

BID: 49388, 49978

CERT: 864643