自己報告されたバージョン番号によると、リモートホストで実行されている MediaWiki のインスタンスは、次の脆弱性による影響を受けます：

  - SVG 名前空間のアップロードでのユーザー指定入力の検証が不適切なために、includes/upload/UploadBase.php スクリプトの中にクロスサイトスクリプティング（XSS）の脆弱性が存在します。これにより、リモートの攻撃者は、特別に細工されたリクエストを作成して、ブラウザとサーバー間の信頼関係において、ユーザーのブラウザセッションで任意のスクリプトコードを実行することができます。
    （CVE-2014-2242）

  - theloadFromSession() 関数の中の includes/User.php に欠陥が存在し、最初の正しくない文字に遭遇したときに、ユーザートークンの検証が終了します。このため、ブルートフォースタイミング攻撃を利用して、リモートの攻撃者がセッショントークンにアクセスできます。（CVE-2014-2243）

  - api.php に付加されたリンクを処理する際にユーザー指定入力の検証が不適切なために、formatHTML() 関数の中の includes/api/ApiFormatBase.php スクリプトにクロスサイトスクリプティング（XSS）の脆弱性が存在します。これにより、コンテキスト依存の攻撃者は、特別に細工されたリクエストを作成して、ブラウザとサーバー間の信頼関係において、ユーザーのブラウザセッションで任意のコードを実行することができます。
    （CVE-2014-2244）

Nessusはこれらの問題をテストしておらず、代わりにアプリケーションの自己報告されたバージョン番号にのみ依存しています。

検出

MediaWiki < 1.19.12 / 1.21.6 / 1.22.3 の複数の脆弱性

medium Nessus プラグイン ID 72878

バージョン 1.13