リモート Mac OS X ホストにインストールされている Adobe Flash Player は、21.0.0.197 以前のバージョンです。したがって、以下の複数の脆弱性による影響を受けます：

- アドレス空間配置のランダム化（ASLR）バイパスの脆弱性が存在するため、攻撃者はコールスタック内のメモリオフセットを予測することが可能です。（CVE-2016-1006）

- 複数の use-after-free エラーが存在するため、攻撃者が任意のコードを実行する可能性があります。（CVE-2016-1011、CVE-2016-1013、CVE-2016-1016、 CVE-2016-1017、CVE-2016-1031）

- 複数のメモリ破損の問題が存在するため、攻撃者が任意のコードを実行できる可能性があります。- CVE-2016-1012、CVE-2016-1020、CVE-2016-1021、CVE-2016-1022、CVE-2016-1023、CVE-2016-1024、CVE-2016-1025、CVE-2016-1026、CVE-2016-1027、CVE-2016-1028、CVE-2016-1029、CVE-2016-1032、CVE-2016-1033：

- ディレクトリ検索パスの脆弱性が存在するため、攻撃者は機密リソースを漏洩することが可能です。
 （CVE-2016-1014）

- 複数の型の取り違え（Type Confusion）エラーが存在し、攻撃者が任意のコードを実行できます。（CVE-2016-1015、CVE-2016-1019）

- JPEG-XR で圧縮された画像コンテンツを処理する際に引き起こされる、オーバーフローの状態が存在します。攻撃者がこれを悪用して、任意のコードを実行する可能性があります。
 （CVE-2016-1018）

- 詳細不明なセキュリティバイパスの脆弱性が存在します。
 （CVE-2016-1030）

検出

Adobe Flash Player for Mac <= 21.0.0.197 に、複数の脆弱性（APSB16-10）

critical Nessus プラグイン ID 90426

バージョン 1.12