MS12-070:SQL Server の権限昇格可能な脆弱性(2754849)

medium Nessus プラグイン ID 62465

概要

SQL Server のクロスサイトスクリプティング脆弱性により、権限を昇格できることがあります。

説明

あるバージョンの Microsoft SQL Server がリモートホストにインストールされています。このバージョンの SQL Server は SQL Server Reporting Services(SRSS)を実行しています。SRSS がクロスサイトスクリプティング(XSS)脆弱性の影響を受けることにより、権限昇格につながる可能性があります。悪用に成功することにより、攻撃者が、標的のユーザーのコンテキストで、SSRS サイトの任意のコマンドを実行できることがあります。脆弱性を悪用するには、攻撃者は、特別に作り上げられたリンクを訪問するようにユーザーを誘導する必要があります。

ソリューション

Microsoft は、SQL Server 2000、2005、2008、2008 R2、2012 用パッチのセットをリリースしました。

参考資料

http://www.nessus.org/u?70fa5df5

プラグインの詳細

深刻度: Medium

ID: 62465

ファイル名: smb_nt_ms12-070.nasl

バージョン: 1.19

タイプ: local

エージェント: windows

公開日: 2012/10/10

更新日: 2022/4/11

設定: 徹底したチェックを有効にする

サポートされているセンサー: Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Low

スコア: 1.6

CVSS v2

リスクファクター: Medium

基本値: 4.3

現状値: 3.2

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:M/Au:N/C:N/I:P/A:N

脆弱性情報

CPE: cpe:/a:microsoft:sql_server

必要な KB アイテム: SMB/MS_Bulletin_Checks/Possible

エクスプロイトの容易さ: No known exploits are available

パッチ公開日: 2012/10/9

脆弱性公開日: 2012/10/9

参照情報

CVE: CVE-2012-2552

BID: 55783