Artifex Ghostscriptにおける.rsdparams演算子の型の取り違え(Type Confusion)処理によるRCE

high Nessus プラグイン ID 100356

概要

リモートのWindowsホストに、リモートでコマンドが実行される脆弱性の影響を受けるライブラリがあります。

説明

リモートのWindowsホストにインストールされているArtifex Ghostscriptのバージョンは、9.21より前です。したがって、「/OutputFile(%pipe%」サブストリングを持つ「.rsdparams」演算子の処理の際に、型の取り違え(Type Confusion)エラーの影響を受けます。An unauthenticated, remote attacker can exploit this, via a specially crafted EPS file, to bypass the
-dSAFER sandbox and execute arbitrary commands.

ソリューション

可能な回避策またはパッチについては、バグ697799を参照してください。Ghostscriptの修正版のリリースは、2017年9月に予定されています。

参考資料

https://bugs.ghostscript.com/show_bug.cgi?id=697799

https://bugs.ghostscript.com/show_bug.cgi?id=697808

http://www.nessus.org/u?ef741fb0

プラグインの詳細

深刻度: High

ID: 100356

ファイル名: ghostscript_9_21.nasl

バージョン: 1.10

タイプ: local

エージェント: windows

ファミリー: Windows

公開日: 2017/5/23

更新日: 2022/5/25

サポートされているセンサー: Nessus Agent, Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Critical

スコア: 9.4

CVSS v2

リスクファクター: Medium

基本値: 6.8

現状値: 5.9

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:M/Au:N/C:P/I:P/A:P

CVSS スコアのソース: CVE-2017-8291

CVSS v3

リスクファクター: High

基本値: 7.8

現状値: 7.5

ベクトル: CVSS:3.0/AV:L/AC:L/PR:N/UI:R/S:U/C:H/I:H/A:H

現状ベクトル: CVSS:3.0/E:H/RL:O/RC:C

脆弱性情報

CPE: cpe:/a:artifex:ghostscript, cpe:/a:artifex:gpl_ghostscript

必要な KB アイテム: installed_sw/Ghostscript

エクスプロイトが利用可能: true

エクスプロイトの容易さ: Exploits are available

パッチ公開日: 2017/4/27

脆弱性公開日: 2017/4/26

CISA の既知の悪用された脆弱性の期限日: 2022/6/14

参照情報

CVE: CVE-2017-8291