Oracle GoldenGate Manager < 12.2.0.1.1のOBEYコマンドggserr.logファイル処理RCE

critical Nessus プラグイン ID 100620

概要

リモートホストで実行されているOracle GoldenGate Managerアプリケーションは、リモートでコードが実行される脆弱性の影響を受けます。

説明

自己報告されたバージョン番号によると、リモートホストで実行されているOracle GoldenGate Managerアプリケーションは、12.2.0.1.1より前です。したがって、OBEYコマンドとggserr.logファイルが不適切に処理されているため、リモートでコードが実行される脆弱性の影響を受けます。認証されていないリモートの攻撃者がこれを悪用し、SHELLコマンドをエラーログに入れてからOBEYコマンドを使用してエラーログを実行することで、任意のコードを実行する可能性があります。Oracle GoldenGate Managerの新しいバージョンはこの問題を修正しておらず、代わりにデフォルトでOBEYコマンドの使用を禁止するアクセス制御を導入しています。

ソリューション

Oracle GoldenGate Managerバージョン12.2.0.1.1にアップグレードし、適切なアクセス制御を使用してOBEYコマンドの使用を禁止してください。

参考資料

https://blog.silentsignal.eu/2017/05/08/fools-of-golden-gate/

プラグインの詳細

深刻度: Critical

ID: 100620

ファイル名: golden_gate_err_log_execution.nasl

バージョン: 1.6

タイプ: remote

ファミリー: Misc.

公開日: 2017/6/5

更新日: 2022/4/11

設定: 徹底したチェックを有効にする

サポートされているセンサー: Nessus

リスク情報

CVSS v2

リスクファクター: Critical

基本値: 10

現状値: 7.8

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:L/Au:N/C:C/I:C/A:C

CVSS v3

リスクファクター: Critical

基本値: 9.8

現状値: 8.8

ベクトル: CVSS:3.0/AV:N/AC:L/PR:N/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H

現状ベクトル: CVSS:3.0/E:P/RL:O/RC:C

脆弱性情報

CPE: cpe:/a:oracle:goldengate

必要な KB アイテム: gg_manager/present

エクスプロイトが利用可能: true

エクスプロイトの容易さ: Exploits are available

脆弱性公開日: 2017/5/8