Microsoft Officeのセキュリティ更新プログラム(2017年6月)(macOS)

high Nessus プラグイン ID 100758

概要

リモートのmacOSまたはMac OS Xホストにインストールされているアプリケーションは、リモートでコードが実行される複数の脆弱性の影響を受けます。

説明

リモートのmacOSまたはMac OS XホストにインストールされているMicrosoft Officeアプリケーションには、セキュリティ更新プログラムがありません。したがって、メモリでオブジェクトが不適切に処理されているため、Microsoft Officeソフトウェアにある、リモートでコードが実行される複数の脆弱性の影響を受けます。認証されていないリモートの攻撃者がこうした脆弱性を悪用し、特別に細工されたOfficeドキュメントを開くようユーザーを誘導して、現在のユーザーのコンテキストで任意のコードを実行する可能性があります。

ソリューション

マイクロソフトは、Mac 2011用のMicrosoft OfficeとMac用のMicrosoft Office 2016のパッチをリリースしました。

参考資料

http://www.nessus.org/u?8fbc6de6

http://www.nessus.org/u?68489292

http://www.nessus.org/u?069ce460

http://www.nessus.org/u?b685de7b

プラグインの詳細

深刻度: High

ID: 100758

ファイル名: macosx_ms17_june_office.nasl

バージョン: 1.10

タイプ: local

エージェント: macosx

公開日: 2017/6/13

更新日: 2023/2/17

サポートされているセンサー: Nessus Agent, Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Medium

スコア: 6.7

CVSS v2

リスクファクター: High

基本値: 9.3

現状値: 6.9

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:M/Au:N/C:C/I:C/A:C

CVSS スコアのソース: CVE-2017-8511

CVSS v3

リスクファクター: High

基本値: 7.8

現状値: 6.8

ベクトル: CVSS:3.0/AV:L/AC:L/PR:N/UI:R/S:U/C:H/I:H/A:H

現状ベクトル: CVSS:3.0/E:U/RL:O/RC:C

脆弱性情報

CPE: cpe:/a:microsoft:office, cpe:/a:microsoft:word_for_mac, cpe:/a:microsoft:outlook, cpe:/a:microsoft:powerpoint

必要な KB アイテム: Host/MacOSX/Version

エクスプロイトの容易さ: No known exploits are available

パッチ公開日: 2017/6/13

脆弱性公開日: 2017/6/13

参照情報

CVE: CVE-2017-8509, CVE-2017-8511, CVE-2017-8545

BID: 98812, 98815, 98917

IAVA: 2017-A-0179-S

MSFT: MS17-3212223

MSKB: 3212223