qemu-kvm-rhevの更新プログラムが、RHEL-7のRHEV 3.Xハイパーバイザーおよびエージェント、RHEL-7のRHEV 4.X RHEV-Hおよびエージェントで利用可能になりました。Red Hat製品セキュリティは、この更新がセキュリティに及ぼす影響を重要度高と評価しています。詳細な重要度評価を示すCVSS（共通脆弱性評価システム）ベーススコアは、「参照」セクションのCVEリンクから脆弱性ごとに入手できます。KVM（カーネルベース仮想マシン）は、さまざまなアーキテクチャのLinux向けの完全な仮想化ソリューションです。qemu-kvm-rhevパッケージは、Red Hat製品が管理する環境において、KVMを使用する仮想マシンを実行するユーザー空間コンポーネントを提供します。セキュリティ修正プログラム：* QEMUのCirrus CLGD 54xx VGA Emulatorサポートに、領域外アクセスの問題が見つかりました。この脆弱性は、bitblt関数（たとえば、cirrus_bitblt_rop_fwd_transp_）を使用してVGAデータをコピーする際に発生する可能性があります。ゲスト内の特権ユーザーがこの欠陥を使用して、QEMUプロセスをクラッシュさせ、サービス拒否を引き起こす可能性があります。（CVE-2017-7718）Red Hatは、CVE-2017-7718を報告してくれたJiangxin氏（PSIRT Huawei Inc.）に感謝の意を表します。バグ修正プログラム：* virtio乱数ジェネレータ（RNG）デバイスでポストコピー移行を使用しているとき、移行がすでにポストコピーモードになっているのに、virtio-rngはデータの生成を続けました。その結果、移行が失敗し、「virtio-rng:virtioを読み込みできませんでした」というエラーメッセージが表示されることがありました。ソースコードが改善され、前述のシナリオで問題が発生しなくなりました。（BZ#1450375）

検出

RHEL 7：qemu-kvm-rhev（RHSA-2017:1431）

medium Nessus プラグイン ID 100833

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