NetworkManager、NetworkManager-libreswan、libnl3、network-manager-appletの更新プログラムが、Red Hat Enterprise Linux 7で利用可能になりました。Red Hat製品セキュリティは、この更新がセキュリティに及ぼす影響を重要度中と評価しています。詳細な重要度評価を示すCVSS（共通脆弱性評価システム）ベーススコアは、「参照」セクションのCVEリンクから脆弱性ごとに入手できます。NetworkManagerは、ネットワークデバイスと接続を管理し、利用できる限りアクティブなネットワーク接続を維持するよう動作するシステムネットワークサービスです。この機能には、イーサネット、ワイヤレス、モバイルブロードバンド（WWAN）、PPPoEデバイスなどの管理、さらに、さまざまなVPNサービスとのVPN統合の提供が含まれます。libnl3パッケージには、ネットワーク操作用LinuxカーネルのNetlinkソケットインターフェイスの使用を簡素化するコンビニエンスライブラリが含まれています。次のパッケージは、新しいアップストリームバージョンにアップグレードされました。NetworkManager（1.8.0）、network-manager-applet（1.8.0）（BZ#1413312、BZ#1414103、BZ#1441621）libnl3コンポーネントのセキュリティ修正プログラム：* libnlライブラリにヒープバッファオーバーフローにつながる整数オーバーフローが見つかりました。攻撃者はこの欠陥を利用して、libnlでコンパイルされたアプリケーションをクラッシュさせたり、そうしたアプリケーションを実行しているユーザーのコンテキストで任意のコードを実行したりする可能性があります。（CVE-2017-0553）追加の変更：このリリースの変更に関する詳細については、「参照」セクションからリンクされているRed Hat Enterprise Linux 7.4リリースノートを参照してください。

検出

RHEL 7：NetworkManagerおよびlibnl3（RHSA-2017:2299）

high Nessus プラグイン ID 102155

バージョン 3.13