Oracle Linux 7：evince（ELSA-2017-2388）
high Nessus プラグイン ID 102343
Language:
概要
リモートのOracle Linuxホストに、1つ以上のセキュリティ更新がありません。説明
出典: Red Hatセキュリティアドバイザリ2017:2388:evinceの更新がRed Hat Enterprise Linux 7用に入手可能になりました。Red Hat製品セキュリティは、この更新がセキュリティに及ぼす影響を重要度高として評価しています。詳細な重要度評価を示すCVSS（共通脆弱性評価システム）ベーススコアは、「参照」セクションのCVEリンクから脆弱性ごとに入手できます。evinceパッケージには、Portable Document Format（PDF）、PostScript（PS）、Encapsulated PostScript（EPS）ファイル、さらに追加のバックエンドを備えたうえで、Device Independent File Format（DIN）ファイルの簡単な複数ページのドキュメントビューアーが備わっています。セキュリティ修正プログラム：* evinceでは、Comic Book Tar（CBT）ファイルの解凍を実行するコマンドラインが適切にサニタイズされていないため、コマンドを挿入される可能性があることがわかりました。特別に細工されたCBTファイルは、evinceまたはevince-thumbnailerによって開かれると、evinceプログラムのコンテキストで任意のコマンドを実行する可能性があります。（CVE-2017-1000083）Red Hatは、この問題を報告してくれたFelix Wilhelm氏（Googleセキュリティチーム）に感謝の意を表します。ソリューション
影響を受けるevinceパッケージを更新してください。参考資料
https://oss.oracle.com/pipermail/el-errata/2017-August/007110.html
プラグインの詳細
深刻度: High
ID: 102343
ファイル名: oraclelinux_ELSA-2017-2388.nasl
バージョン: 3.10
タイプ: local
エージェント: unix
公開日: 2017/8/10
更新日: 2021/1/14
サポートされているセンサー: Frictionless Assessment Agent, Nessus Agent, Nessus
リスク情報
VPR
リスクファクター: High
スコア: 7.4
CVSS v2
リスクファクター: Medium
基本値: 6.8
現状値: 5.6
ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:M/Au:N/C:P/I:P/A:P
CVSS v3
リスクファクター: High
基本値: 7.8
現状値: 7.2
ベクトル: CVSS:3.0/AV:L/AC:L/PR:N/UI:R/S:U/C:H/I:H/A:H
現状ベクトル: CVSS:3.0/E:F/RL:O/RC:C
脆弱性情報
CPE: p-cpe:/a:oracle:linux:evince, p-cpe:/a:oracle:linux:evince-browser-plugin, p-cpe:/a:oracle:linux:evince-devel, p-cpe:/a:oracle:linux:evince-dvi, p-cpe:/a:oracle:linux:evince-libs, p-cpe:/a:oracle:linux:evince-nautilus, cpe:/o:oracle:linux:7
必要な KB アイテム: Host/local_checks_enabled, Host/RedHat/release, Host/RedHat/rpm-list, Host/OracleLinux
エクスプロイトが利用可能: true
エクスプロイトの容易さ: Exploits are available
パッチ公開日: 2017/8/9
脆弱性公開日: 2017/9/5
エクスプロイト可能
Metasploit (Evince CBT File Command Injection)
参照情報
CVE: CVE-2017-1000083
RHSA: 2017:2388