Amazon Linux AMI:mercurial(ALAS-2017-893)

critical Nessus プラグイン ID 103227

概要

リモートのAmazon Linux AMIホストに、セキュリティ更新プログラムがありません。

説明

「ssh」URLの処理に関連するシェルコマンドインジェクションの欠陥がMercurialで発見されました。これが悪用され、悪意のあるリポジトリ内のサブリポジトリや悪意のあるコミットを含む正当なリポジトリで「checkout」アクションや「update」アクションを実行するとき、Mercurialクライアントを実行しているユーザーの権限でシェルコマンドが実行される可能性があります。(CVE-2017-1000116)Mercurialがパス監査を処理してその結果をキャッシュする方法に、脆弱性が見つかりました。攻撃者がsymlinksと通常のファイル/ディレクトリを混ぜた一連のコミットでリポジトリを悪用し、特定のリポジトリの外に書き込むようにMercurialを誘導する可能性があります。(CVE-2017-1000115)

ソリューション

「yum update mercurial」を実行してシステムを更新してください。

参考資料

https://alas.aws.amazon.com/ALAS-2017-893.html

プラグインの詳細

深刻度: Critical

ID: 103227

ファイル名: ala_ALAS-2017-893.nasl

バージョン: 3.5

タイプ: local

エージェント: unix

公開日: 2017/9/15

更新日: 2019/5/13

サポートされているセンサー: Frictionless Assessment AWS, Frictionless Assessment Agent, Nessus Agent, Agentless Assessment, Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Medium

スコア: 6.7

CVSS v2

リスクファクター: Critical

基本値: 10

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:L/Au:N/C:C/I:C/A:C

CVSS v3

リスクファクター: Critical

基本値: 9.8

ベクトル: CVSS:3.0/AV:N/AC:L/PR:N/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H

脆弱性情報

CPE: p-cpe:/a:amazon:linux:emacs-mercurial, p-cpe:/a:amazon:linux:emacs-mercurial-el, p-cpe:/a:amazon:linux:mercurial-common, p-cpe:/a:amazon:linux:mercurial-debuginfo, p-cpe:/a:amazon:linux:mercurial-python26, p-cpe:/a:amazon:linux:mercurial-python27, cpe:/o:amazon:linux

必要な KB アイテム: Host/local_checks_enabled, Host/AmazonLinux/release, Host/AmazonLinux/rpm-list

パッチ公開日: 2017/9/14

脆弱性公開日: 2017/10/5

参照情報

CVE: CVE-2017-1000115, CVE-2017-1000116

ALAS: 2017-893