Mozilla Firefox < 56.0

critical Nessus プラグイン ID 103680

概要

リモートの Windows ホストにインストールされているウェブブラウザは、複数の脆弱性の影響を受けます。

説明

リモートの Windows ホストにインストールされている Firefox のバージョンは、56.0 より前です。したがって、mfsa2017-21 アドバイザリに記載されている複数の脆弱性の影響を受けます。

- Mozilla 開発者およびコミュニティメンバーの Christian Holler 氏、Jason Kratzer 氏、Tobias Schneider 氏、Tyson Smith 氏、David Keeler 氏、Nicolas B. Pierron 氏、Mike Hommey 氏、Ronald Crane 氏、Tooruru Nishimura 氏、および Philipp 氏が Firefox 55 に存在するメモリの安全性に関するバグを報告しました。これらのバグの一部にはメモリ破損の証拠が示されており、当社では、十分な労力をもってすればこれらの一部を悪用し、任意のコードを実行することが可能であると推測しています。(CVE-2017-7811)

- WebGLコンテンツに使用されるANGLEグラフィックスライブラリを使用して要素を描画および検証すると、バッファオーバーフローが発生します。これは、チェック中に不正な値がライブラリ内で渡され、悪用可能なクラッシュが発生する可能性があるためです。(CVE-2017-7824)

- ワーカーまたは関連ウィンドウが使用中に解放されると、Fetch API でメモリ解放後使用 (Use-After-Free) の脆弱性が発生し、悪用可能なクラッシュが発生する可能性があります。(CVE-2017-7793)

- ユーザーに通知せずにページが全画面モードに切り替わり、偽のアドレスバーが表示される場合、スプーフィングの脆弱性が発生する可能性があります。これにより、攻撃者が実際にロードされ使用されているページを偽装する可能性があります。注: この攻撃は Firefox for Android にのみ影響します。他のオペレーティングシステムは影響を受けません。(CVE-2017-7817)

- DOM を介してコンテナー内のアクセス可能なリッチインターネットアプリケーション (ARIA) 要素の配列を操作するときに、メモリ解放後使用 (use-after-free) の脆弱性が発生する可能性があります。これにより、悪用可能なクラッシュが引き起こされる可能性があります。
(CVE-2017-7818)

Nessus はこれらの問題をテストしておらず、代わりにアプリケーションが自己報告するバージョン番号にのみ依存していることに注意してください。

ソリューション

Mozilla Firefox をバージョン 56.0 以降にアップグレードしてください。

参考資料

https://www.mozilla.org/en-US/security/advisories/mfsa2017-21/

プラグインの詳細

深刻度: Critical

ID: 103680

ファイル名: mozilla_firefox_56_0.nasl

バージョン: 1.5

タイプ: local

エージェント: windows

ファミリー: Windows

公開日: 2017/10/6

更新日: 2025/11/18

サポートされているセンサー: Frictionless Assessment AWS, Frictionless Assessment Azure, Frictionless Assessment Agent, Nessus Agent, Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Medium

スコア: 6.7

CVSS v2

リスクファクター: Critical

基本値: 10

現状値: 7.8

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:L/Au:N/C:C/I:C/A:C

CVSS スコアのソース: CVE-2017-7811

CVSS v3

リスクファクター: Critical

基本値: 9.8

現状値: 8.8

ベクトル: CVSS:3.0/AV:N/AC:L/PR:N/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H

現状ベクトル: CVSS:3.0/E:P/RL:O/RC:C

CVSS スコアのソース: CVE-2017-7824

脆弱性情報

CPE: cpe:/a:mozilla:firefox

必要な KB アイテム: installed_sw/Mozilla Firefox

エクスプロイトが利用可能: true

エクスプロイトの容易さ: Exploits are available

パッチ公開日: 2017/9/28

脆弱性公開日: 2017/9/28

参照情報

CVE: CVE-2017-7793, CVE-2017-7805, CVE-2017-7810, CVE-2017-7811, CVE-2017-7812, CVE-2017-7813, CVE-2017-7814, CVE-2017-7815, CVE-2017-7816, CVE-2017-7817, CVE-2017-7818, CVE-2017-7819, CVE-2017-7820, CVE-2017-7821, CVE-2017-7822, CVE-2017-7823, CVE-2017-7824, CVE-2017-7825

BID: 101053, 101054, 101055, 101057

MFSA: 2017-21