ブート時のXenハイパーバイザーのメモリリーク(XSA-235)

medium Nessus プラグイン ID 103700

概要

リモートのXenハイパーバイザーのインストールにセキュリティ更新プログラムがありません。

説明

自己報告されたバージョン番号によると、リモートホストにインストールされているXenハイパーバイザーは、ブート時にメモリをスクラブしないため、page_alloc.cとasm-arm/numa.h内の欠陥による影響を受けます。これにより、秘密情報が再起動の後に読み取られる可能性があります。

この問題の影響を受けるのはARMシステムのみで、x86システムは影響を受けません。

Nessusは、xen.git変更ログをもとに変更セットバージョンをチェックしました。Nessusは、ゲストのハードウェア構成をチェックしていません。また、再コンパイルや再インストール前に、パッチがソースコードに手動で適用されているかどうかもチェックしていません。

ソリューション

ベンダーのアドバイザリにしたがって適切なパッチを適用してください。

参考資料

http://xenbits.xen.org/xsa/advisory-245.html

https://xenbits.xen.org/gitweb/?p=xen.git;a=summary

プラグインの詳細

深刻度: Medium

ID: 103700

ファイル名: xen_server_XSA-245.nasl

バージョン: 1.8

タイプ: local

ファミリー: Misc.

公開日: 2017/10/6

更新日: 2021/6/3

設定: パラノイドモードの有効化

サポートされているセンサー: Nessus

リスク情報

CVSS v2

リスクファクター: Medium

基本値: 5

現状値: 3.7

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:L/Au:N/C:P/I:N/A:N

CVSS v3

リスクファクター: Medium

基本値: 5.3

現状値: 4.6

ベクトル: CVSS:3.0/AV:N/AC:L/PR:N/UI:N/S:U/C:L/I:N/A:N

現状ベクトル: CVSS:3.0/E:U/RL:O/RC:C

脆弱性情報

CPE: cpe:/o:xen:xen

必要な KB アイテム: Settings/ParanoidReport, installed_sw/Xen Hypervisor

パッチ公開日: 2017/9/28

脆弱性公開日: 2017/9/28

参照情報

IAVB: 2017-B-0134-S