FreeBSD: libXcursor -- ヒープバッファオーバーフローを引き起こす可能性のある整数オーバーフロー(ddecde18-e33b-11e7-a293-54e1ad3d6335)

high Nessus プラグイン ID 105339

Language:

概要

リモートのFreeBSDホストに、セキュリティ関連の更新プログラムがありません。

説明

freedesktop.orgプロジェクトによる報告:

画像解析中の整数オーバーフローおよびコメント解析中の符号エラーにより、ヒープオーバーフローが発生する可能性があります。

整数オーバーフローが発生するのは、32ビットシステムでは各ピクセルが4バイトを消費するため、寸法に対して選択された0x10000の制限がこのシステムに対して大きすぎるためです。値を適切に選択してもオーバーフローが発生する可能性があり、これにより、後続の読み取りに必要なメモリよりも少ないメモリが割り当てられます。

符号のバグは、コメントの長さを符号なし整数として読み取っても、関数XcursorCommentCreateを呼び出す際に整数にキャストすることで発生します。長さを負の値にすると、XCURSOR_COMMENT_MAX_LENに対するチェックをパスし、それに続く(XcursorComment)+ 1のサイズの追加により、後続の読み取りに必要な量より少ないメモリの割り当てが可能になります。

ソリューション

影響を受けるパッケージを更新してください。

参考資料

https://seclists.org/oss-sec/2017/q4/339

http://www.nessus.org/u?7f2255c6

http://www.nessus.org/u?48058243

プラグインの詳細

深刻度: High

ID: 105339

ファイル名: freebsd_pkg_ddecde18e33b11e7a29354e1ad3d6335.nasl

バージョン: 3.5

タイプ: local

公開日: 2017/12/18

更新日: 2021/1/4

サポートされているセンサー: Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Medium

スコア: 4.4

CVSS v2

リスクファクター: Medium

基本値: 5

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:L/Au:N/C:N/I:N/A:P

CVSS v3

リスクファクター: High

基本値: 7.5

ベクトル: CVSS:3.0/AV:N/AC:L/PR:N/UI:N/S:U/C:N/I:N/A:H

脆弱性情報

CPE: p-cpe:/a:freebsd:freebsd:libxcursor, cpe:/o:freebsd:freebsd

必要な KB アイテム: Host/local_checks_enabled, Host/FreeBSD/release, Host/FreeBSD/pkg_info

パッチ公開日: 2017/12/17

脆弱性公開日: 2017/11/28

参照情報

CVE: CVE-2017-16612