このImageMagick用の更新プログラムでは、以下の問題を修正します：

  - セキュリティの更新（xcf.c）：

  - CVE-2017-14343：ReadXCFImageにおけるメモリリークの脆弱性により、細工されたファイルを介してサービス拒否が発生する可能性があります。CVE-2017-12691：coders/xcf.cのReadOneLayer関数により、リモートの攻撃者が、細工されたファイルを介して、サービス拒否（メモリ消費）を引き起こすことが可能でした[bsc#1058422]。

  - セキュリティの更新（pnm.c）：

  - CVE-2017-14042：coders/pnm.cのReadPNMImage関数でメモリ割り当ての失敗が発見され、リモートのサービス拒否が発生する可能性があります[bsc#1056550]

  - セキュリティの更新（psd.c）：

  - CVE-2017-15281：ReadPSDImageより、リモートの攻撃者が細工されたパケットを介してサービス拒否（アプリケーションクラッシュ）を引き起こしたり、詳細不明なその他の影響を与えることが可能です[bsc#1063049]

  - CVE-2017-13061：coders/pcd.c内の関数ReadPSDLayersInternalで長さ検証の脆弱性が見つかり、リモートの攻撃者が細工したファイルを介してサービス拒否（ReadPSDImageメモリの枯渇）を引き起こすことが可能です。[bsc#1055063]

  - CVE-2017-12563：- coders/pds.cの関数ReadPSDImageでメモリ枯渇の脆弱性が見つかり、攻撃者がサービス拒否を引き起こすことが可能です。
    [bsc#1052460]

  - CVE-2017-14174：ReadPSDLayersInternalのEOF（エンドオブファイル）チェックの欠如により、ヘッダーで大きな「長さ」フィールドを消費するものの十分な補助データを含まない細工されたPSDファイルが提供される場合、大量のCPU消費が引き起こされる可能性があります。ループ内にEOFチェックがないため、\'length\'上のループは大量のCPUリソースを消費します。[bsc#1057723]

  - セキュリティの更新（meta.c）：

  - CVE-2017-13062：coders/meta.c内の関数formatIPTCでメモリリークの脆弱性が見つかり、リモートの攻撃者が細工したファイルを介してサービス拒否（WriteMETAImageメモリ消費）を引き起こす可能性があります[bsc#1055053]

  - セキュリティ更新（gif.c）：

  - CVE-2017-15277：グローバルとローカルのどちらのパレットも持たないGIFファイルを処理する際に、coders/gif.cのReadGIFImageでパレットが初期化されていない状態になりました。影響を受ける製品が、対象データを操作するプロセスにロードされるライブラリとして使用される場合、このデータは初期化されていないパレットから漏洩する可能性があります。[bsc#1063050]

注意：Tenable Network Securityは、前述の記述ブロックをSUSEセキュリティアドバイザリから直接抽出しています。Tenableでは、新たな問題を持ち込まずに、できる限り自動的に整理して書式設定するようにしています。

検出

SUSE SLED12 / SLES12セキュリティ更新プログラム：ImageMagick（SUSE-SU-2018:0017-1）

high Nessus プラグイン ID 105579

依存が見つかりません