ISC BIND 9 DNS64処理のDoS(CVE-2012-5689)

medium Nessus プラグイン ID 106136

概要

リモートネームサーバーは、DoS 攻撃(サービス拒否攻撃)を受けがちです。

説明

自己報告されたバージョン番号によると、悪意をもって細工された DNS リクエストを通じて、BIND のリモートインストールがクラッシュを強いられる可能性があります。注意:この脆弱性は、「dns64」構成オプションを使用しているインストールにのみ影響を及ぼします。さらに、Nessus は、バージョンそれ自体を頼りにしているだけであり、インストールが実際に影響を受けるかどうかを判断してみたことはないことに注意してください。

ソリューション

BIND 9.8.5/9.9.3以降にアップグレードしてください。あるいは、構成オプションで DNS64 機能を無効にします。

参考資料

https://kb.isc.org/docs/aa-00855

http://ftp.isc.org/isc/bind9/9.8.5/CHANGES

http://ftp.isc.org/isc/bind9/9.9.3/CHANGES

プラグインの詳細

深刻度: Medium

ID: 106136

ファイル名: bind9_993.nasl

バージョン: 1.5

タイプ: remote

ファミリー: DNS

公開日: 2018/1/18

更新日: 2019/11/8

設定: パラノイドモードの有効化

サポートされているセンサー: Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Low

スコア: 1.4

CVSS v2

リスクファクター: High

基本値: 7.1

現状値: 5.3

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:M/Au:N/C:N/I:N/A:C

CVSS スコアのソース: CVE-2012-5689

CVSS v3

リスクファクター: Medium

基本値: 5.3

現状値: 4.6

ベクトル: CVSS:3.0/AV:N/AC:L/PR:N/UI:N/S:U/C:N/I:N/A:L

現状ベクトル: CVSS:3.0/E:U/RL:O/RC:C

脆弱性情報

CPE: cpe:/a:isc:bind

必要な KB アイテム: Settings/ParanoidReport, bind/version

エクスプロイトの容易さ: No known exploits are available

パッチ公開日: 2013/5/28

脆弱性公開日: 2013/1/24

参照情報

CVE: CVE-2012-5689

BID: 57556