このlibxml2の更新では、複数の問題を修正します。以下のセキュリティ問題が修正されました：

  - CVE-2017-16932：DTDのパラメーターエンティティを展開する場合に、無限ループまたはメモリ枯渇を引き起こす可能性のある無限再帰が修正されました（bsc#1069689）。

  - CVE-2017-15412：リモートの攻撃者がDoSまたはRCEを引き起こす可能性のあるXPath拡張関数を呼び出す場合、メモリ解放後使用（use-after-free）を防止します（bsc#1077993）

  - CVE-2016-5131：libxml2のメモリ解放後使用の脆弱性により、リモートの攻撃者が、XPointer range-to関数に関連するベクトルを介してサービス拒否を引き起こしたり、詳細不明のその他の影響を与えたりすることが可能でした。（bsc#1078813）

  - CVE-2017-5130：関数xmlMemoryStrdup()の潜在的なリモートバッファオーバーフローが修正されました（bsc#1078806）

注意：Tenable Network Securityは、前述の記述ブロックをSUSEセキュリティアドバイザリから直接抽出しています。Tenableでは、新たな問題を持ち込まずに、できる限り自動的に整理して書式設定するようにしています。

検出

SUSE SLES11セキュリティ更新プログラム：libxml2（SUSE-SU-2018:0395-1）

high Nessus プラグイン ID 106707

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