このunrarのバージョン5.6.1への更新では、いくつかの問題が修正されます。これらのセキュリティの問題が修正されました：

  - CVE-2017-12938：リモートの攻撃者が、.ディレクトリへのシンボリックリンク、..ディレクトリへのシンボリックリンク、および通常ファイルが含まれるベクトルを介して、ディレクトリトラバーサル保護メカニズムをバイパスできないようにします（bsc#1054038）。

  - CVE-2017-12940：EncodeFileName: : Decode呼び出し（Archive: : ReadHeader15関数内）での領域外読み取りを阻止します（bsc#1054038）。

  - CVE-2017-12941：Unpack: : Unpack20関数での領域外読み取りを阻止します（bsc#1054038）。

  - CVE-2017-12942：Unpack: : LongLZ関数でのバッファオーバーフローを阻止します（bsc#1054038）。

更新パッケージには、セキュリティ関連以外の修正も含まれています。詳細については、アドバイザリを参照してください。

注意：Tenable Network Securityは、前述の記述ブロックをSUSEセキュリティアドバイザリから直接抽出しています。Tenableでは、そこに新しい問題を追加することはせずに、できる限り自動的に整理と書式設定をするようにしています。

検出

SUSE SLES11セキュリティ更新プログラム：unrar（SUSE-SU-2018:0862-1）

critical Nessus プラグイン ID 108828

変更ログが見つかりません