X ディスプレイマネージャコントロールプロトコル(XDMCP)の検出

medium Nessus プラグイン ID 10891

概要

XDMCP がリモートホストで実行されています。

説明

XDMCP により、Unix ユーザーは、リモートでグラフィカル X11 ログインを取得できます(このため、リモートホストでローカルユーザーとして動作できます)。

攻撃者が有効なログインおよびパスワードを獲得すると、このサービスを使用して、さらにリモートホストへのアクセスを取得することがあります。攻撃者は、このサービスを使用して、リモートホストに辞書攻撃を仕掛けて、リモートでログインしようとすることもあります。

XDMCP(リモートデスクトッププロトコル)は、中間者攻撃に脆弱であり、これによって攻撃者が、XDMCP サーバーになりすまして正当なユーザーの認証情報を簡単に盗めることに、注意してください。
これに加えて、XDMCP は暗号化プロトコルではないため、ユーザーが入力したキー操作を攻撃者が簡単にキャプチャできます。

ソリューション

XDMCP を使用しない場合は、これを無効にして、このサービスがインターネット全域で実行できないようにしてください

プラグインの詳細

深刻度: Medium

ID: 10891

ファイル名: xdmcp.nasl

バージョン: 1.21

タイプ: remote

ファミリー: Service detection

公開日: 2002/3/13

更新日: 2018/8/15

サポートされているセンサー: Nessus

リスク情報

CVSS v2

リスクファクター: Medium

基本値: 4.3

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:M/Au:N/C:P/I:N/A:N

脆弱性情報

脆弱性公開日: 2002/1/1