SUSE SLED12 / SLES12セキュリティ更新プログラム：zsh（SUSE-SU-2018:1072-1）
critical Nessus プラグイン ID 109355
Language:
概要
リモートのSUSEホストに1つ以上のセキュリティ更新がありません。説明
このzshの更新では、つぎの問題が修正されます：- CVE-2014-10070：環境変数挿入が、ローカル権限昇格につながる可能性がありました（bnc#1082885）
- CVE-2014-10071：exec.c内のバッファオーバーフローが、サービス拒否につながる可能性がありました。（bnc#1082977）
- CVE-2014-10072：シンボリックリンクの非常に長いディレクトリパスをスキャンしたときのバッファオーバーフロー。
（bnc#1082975）
- CVE-2016-10714：5.3より前のzshでは、off-by-oneエラーが、PATH_MAX文字のサポートを目的とした小さすぎるバッファにつながりました。（bnc#1083250）
- CVE-2017-18205：builtin.cでは、sh互換モードが使用されている場合に、NULLポインター逆参照がサービス拒否につながる可能性がありました（bnc#1082998）
- CVE-2018-1071：exec.c：hashcmd()関数の脆弱性が、サービス拒否につながる可能性がありました。（bnc#1084656）
- CVE-2018-1083：オートコンプリートの脆弱性が、権限昇格につながる可能性がありました。（bnc#1087026）
- CVE-2018-7549：5.4.2までのzshのparams.cでは、typeset -pによって実証されるように、空のハッシュテーブルをコピーするときにクラッシュが発生します。（bnc#1082991）
- CVE-2017-18206：xsymlinks内のバッファオーバーランが、サービス拒否につながる可能性がありました（bnc#1083002）
- オートコンプリートとREPORTTIMEの破損（bsc#896914）
注意：Tenable Network Securityは、前述の記述ブロックをSUSEセキュリティアドバイザリから直接抽出しています。Tenableでは、そこに新しい問題を追加することはせずに、できる限り自動的に整理と書式設定をするようにしています。
ソリューション
このSUSEセキュリティ更新プログラムをインストールするには、YaSTのonline_updateや「zypper patch」など、SUSEが推奨するインストール方法を使用してください。別の方法として、製品にリストされているコマンドを実行することができます：
SUSE Linux Enterprise Server 12-SP3：zypper in -t patch SUSE-SLE-SERVER-12-SP3-2018-733=1
SUSE Linux Enterprise Desktop 12-SP3：zypper in -t patch SUSE-SLE-DESKTOP-12-SP3-2018-733=1
参考資料
https://bugzilla.suse.com/show_bug.cgi?id=1082885
https://bugzilla.suse.com/show_bug.cgi?id=1082975
https://bugzilla.suse.com/show_bug.cgi?id=1082977
https://bugzilla.suse.com/show_bug.cgi?id=1082991
https://bugzilla.suse.com/show_bug.cgi?id=1082998
https://bugzilla.suse.com/show_bug.cgi?id=1083002
https://bugzilla.suse.com/show_bug.cgi?id=1083250
https://bugzilla.suse.com/show_bug.cgi?id=1084656
https://bugzilla.suse.com/show_bug.cgi?id=1087026
https://bugzilla.suse.com/show_bug.cgi?id=896914
https://www.suse.com/security/cve/CVE-2014-10070/
https://www.suse.com/security/cve/CVE-2014-10071/
https://www.suse.com/security/cve/CVE-2014-10072/
https://www.suse.com/security/cve/CVE-2016-10714/
https://www.suse.com/security/cve/CVE-2017-18205/
https://www.suse.com/security/cve/CVE-2017-18206/
https://www.suse.com/security/cve/CVE-2018-1071/
https://www.suse.com/security/cve/CVE-2018-1083/
プラグインの詳細
深刻度: Critical
ID: 109355
ファイル名: suse_SU-2018-1072-1.nasl
バージョン: 1.3
タイプ: local
エージェント: unix
ファミリー: SuSE Local Security Checks
公開日: 2018/4/26
更新日: 2019/9/10
サポートされているセンサー: Frictionless Assessment AWS, Frictionless Assessment Azure, Frictionless Assessment Agent, Nessus Agent, Agentless Assessment, Nessus
リスク情報
VPR
リスクファクター: Medium
スコア: 5.9
CVSS v2
リスクファクター: High
基本値: 7.5
ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:L/Au:N/C:P/I:P/A:P
CVSS v3
リスクファクター: Critical
基本値: 9.8
ベクトル: CVSS:3.0/AV:N/AC:L/PR:N/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H
脆弱性情報
CPE: p-cpe:/a:novell:suse_linux:zsh, p-cpe:/a:novell:suse_linux:zsh-debuginfo, p-cpe:/a:novell:suse_linux:zsh-debugsource, cpe:/o:novell:suse_linux:12
必要な KB アイテム: Host/local_checks_enabled, Host/cpu, Host/SuSE/release, Host/SuSE/rpm-list
パッチ公開日: 2018/4/25
脆弱性公開日: 2018/2/27
参照情報
CVE: CVE-2014-10070, CVE-2014-10071, CVE-2014-10072, CVE-2016-10714, CVE-2017-18205, CVE-2017-18206, CVE-2018-1071, CVE-2018-1083, CVE-2018-7549