Red Hat Ceph Storage 2.1の更新プログラムが利用可能になりました。このエラッタは、Red Hat Enterprise Linux 7で動作するRed Hat Ceph Storage向けです。Red Hat製品セキュリティは、この更新がセキュリティに及ぼす影響を重要度中と評価しています。詳細な重要度評価を示すCVSS（共通脆弱性評価システム）ベーススコアは、「参照」セクションのCVEリンクから脆弱性ごとに入手できます。Red Hat Ceph Storageは、スケーラブルかつオープンなソフトウェア定義型ストレージプラットフォームです。Cephストレージシステムの最も安定したバージョンに、Ceph管理プラットフォーム、展開ユーティリティ、およびサポートサービスを搭載しています。セキュリティ修正プログラム：* CORSポリシーがバケット上のオリジンを許可するように設定されている場合、Cephオブジェクトゲートウェイがオリジン間HTTPリクエストを処理する方法に、欠陥が見つかりました。認証されていないリモートの攻撃者が、この欠陥を利用して、特別に細工されたオリジン間HTTPリクエストを送信し、サービス拒否を引き起こす可能性があります。（CVE-2016-9579）バグ修正プログラム：*基礎となるソースコードのバグにより、スクラブプロセス中に、OSDノードがリクエストされたセグメントのみでなく、プレースメントグループ全体をループすることがありました。その結果、場合によっては、OSDノードが「suicide timeout」に達し、終了してしまいました。このバグは修正されており、OSDノードが上記の問題によって終了することはなくなりました。（BZ#1394007）* cephパッケージのバージョン10.2.2でOSDマップのエンコーディングが変更されたことにより、Red Hat Ceph Storage 1.3から2.0にアップグレードすると、何百ものOSDが含まれる大規模なクラスターで、重大なパフォーマンスの問題が発生することがありました。この更新プログラムでは、基礎的なソースコートが改善されたため、1.3から2.0へのアップグレードは正常に処理されます。（BZ#1402185）

検出

RHEL 7：Red Hat Ceph Storage 2.1（RHSA-2016:2954）

high Nessus プラグイン ID 110332

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