複数のセキュリティ問題とバグを修正し、多様な拡張機能を追加する、更新済みのglusterfsパッケージが、Red Hat Enterprise Linux 6のRed Hat Gluster Storage 3.4で利用可能になりました。Red Hat製品セキュリティは、この更新がセキュリティに及ぼす影響を重要度高と評価しています。詳細な重要度評価を示すCVSS（共通脆弱性評価システム）ベーススコアは、「参照」セクションのCVEリンクから脆弱性ごとに入手できます。GlusterFSは、Red Hat Gluster Storageの重要な構成要素です。スタック可能なユーザー空間設計に基づいており、多様なワークロードに優れたパフォーマンスを提供できます。GlusterFSは、ネットワーク相互接続を介したさまざまなストレージサーバーを1つの大規模な並列ネットワークファイルシステムに集約します。セキュリティ修正プログラム：* glusterfs：debug/io-statsトランスレーターのサニタイズされていないファイル名により、リモートの攻撃者が任意のコードを実行する可能性があります（CVE-2018-10904）* glusterfs：server-rpc-fops.cのスタックベースのバッファオーバーフローにより、リモートの攻撃者が任意のコードを実行する可能性があります（CVE-2018-10907）* glusterfs：ストレージサーバー上の任意のデバイスへのI/O（CVE-2018-10923）* glusterfs：デバイスファイルを任意の場所に作成できます（CVE-2018-10926）* glusterfs：ファイルステータス情報の漏えいおよびサービス拒否（CVE-2018-10927）* glusterfs：symlinksの不適切な解決によって権限昇格が可能になります（CVE-2018-10928）* glusterfs：ストレージサーバー上の任意のファイル作成により、任意のコードを実行できます（CVE-2018-10929）* glusterfs：ボリューム外でファイル名が変更される可能性があります。（CVE-2018-10930）* glusterfs：dict.c:dict_unserialize()の不適切な逆シリアル化により、攻撃者が任意のメモリを読み込む可能性があります（CVE-2018-10911）* glusterfs：posix-helpers.cのposix_get_file_contents関数によるGlusterボリュームのリモートサービス拒否（CVE-2018-10914）* glusterfs：posix-helpers.cのposix_get_file_contents関数の情報露出（CVE-2018-10913）影響、CVSSスコア、その他の関連情報を含むセキュリティの問題の詳細については、「参照」セクションに記載されているCVEのページを参照してください。Red Hatは、これらの問題を報告してくれたMichael Hanselmann氏（hansmi.ch）に感謝の意を表します。追加の変更：これらの更新済みRed Hat Gluster Storageパッケージには、多数のバグ修正および拡張機能が含まれています。スペースの関係上、このアドバイザリにこれらの変更がすべて記載されているわけではありません。これら変更点の最も重要な情報については、Red Hat Gluster Storage 3.4リリースノートをご参照ください（https://access.redhat.com/documentation/en-us/red_hat_gluster_storage/3.4/html/3.4_release_notes/）。Red Har Gluster Storageのすべてのユーザーはこれらの更新済みパッケージにアップグレードすることをお勧めします。2018年11月6日に無効になりました。Glusterパッケージのバージョン管理が変更されたため、RHEL 6のGluster Storage Serverの検出は不可能になりました。

検出

RHEL 6：Gluster Storage （RHSA-2018:2608）（廃止済み）

high Nessus プラグイン ID 117318

変更ログが見つかりません

検出

RHEL 6：Gluster Storage （RHSA-2018:2608） （廃止済み）

high Nessus プラグイン ID 117318

変更ログが見つかりません

RHEL 6：Gluster Storage （RHSA-2018:2608）（廃止済み）