Monoのstringからdoubleへのパーサーが、特別に細工された入力で、クラッシュする可能性があります。これは任意のコード実行につながる可能性があります。

CVE-2018-1002208: Monoには、ディレクトリトラバーサルに脆弱なsharplibzipライブラリが組み込まれており、攻撃者が抽出中に誤って処理されるZipアーカイブエントリの../（ドットドットスラッシュ）を介して任意のファイルに書き込む可能性があります。この脆弱性は「Zip-Slip」としても知られています。

Monoの開発者は、この問題を修正するのではなく、sharplibzipをソースから完全に削除する予定です。そのため、代わりにnugetパッケージマネージャーを使用して、最新のsharplibzipバージョンをフェッチすることをお勧めします。組み込まれているバージョンは、信頼できないzipファイルと共に使用しないでください。

Debian 8「Jessie」では、この問題はバージョン3.2.8+dfsg-10+deb8u1で修正されました。

monoパッケージをアップグレードすることをお勧めします。

注: Tenable Network Securityは、前述の記述ブロックをDLAセキュリティアドバイザリーから直接抽出しています。Tenableでは、新たな問題を持ち込まずに、できる限り自動的に整理して書式設定するようにしています。

検出

Debian DLA-1564-1: monoのセキュリティ更新

medium Nessus プラグイン ID 118597

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