Large Receive Offload（LRO）が有効な場合、公開されていないトラフィックパターンによりTMMが再起動する可能性があります。LROは11.4.0以降利用可能ですが、すべてのプラットフォームに対して13.1.0まで、Virtual Editionでは12.0.0までデフォルトで有効になっていません。（CVE-2018-15311）

影響

攻撃者がトラフィックを中断したり、デバイスグループ内の別のデバイスにBIG-IPシステムをフェールオーバーさせたりする可能性があります。

注：Large Receive Offload（LRO）が有効になっていない限り、この脆弱性は発生しません。デフォルトで有効になっているLROの詳細については、「K33612400」を参照してください。TCP Large Receive Offload tm.tcplargereceiveoffloadデータベース変数は、デフォルトで有効になっています。

検出

F5 Networks BIG-IP：LROが有効なTMMの脆弱性（K07550539）

medium Nessus プラグイン ID 118624

バージョン 1.5