MS04-011:Microsoft Windows のセキュリティ更新(835732)(uncredentialed check)

critical Nessus プラグイン ID 12209

概要

LSASS サービスの欠陥により、リモートホストで任意のコードを実行できます。

説明

リモートバージョンの Windows では、Local Security Authority Server
Service(LSASS)の機能「DsRolerUpgradeDownlevelServer」に欠陥が含まれており、これによって攻撃者は、SYSTEM 権限で、リモートホストで任意のコードを実行できます。

一連のワーム(Sasser)は、そのままの状態で、この脆弱性を悪用することが知られています。

ソリューション

Microsoft は、Windows NT、2000、XP、2003 用パッチのセットをリリースしました。

参考資料

https://docs.microsoft.com/en-us/security-updates/SecurityBulletins/2004/ms04-011

プラグインの詳細

深刻度: Critical

ID: 12209

ファイル名: smb_kb835732.nasl

バージョン: 1.56

タイプ: remote

エージェント: windows

ファミリー: Windows

公開日: 2004/4/15

更新日: 2018/11/15

サポートされているセンサー: Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Critical

スコア: 9.5

CVSS v2

リスクファクター: Critical

基本値: 10

現状値: 8.7

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:L/Au:N/C:C/I:C/A:C

CVSS v3

リスクファクター: Critical

基本値: 9.8

現状値: 9.4

ベクトル: CVSS:3.0/AV:N/AC:L/PR:N/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H

現状ベクトル: CVSS:3.0/E:H/RL:O/RC:C

脆弱性情報

CPE: cpe:/o:microsoft:windows

除外される KB アイテム: SMB/not_windows

エクスプロイトが利用可能: true

エクスプロイトの容易さ: Exploits are available

パッチ公開日: 2004/8/10

脆弱性公開日: 2004/4/14

エクスプロイト可能

CANVAS (CANVAS)

Core Impact

Metasploit (MS04-011 Microsoft LSASS Service DsRolerUpgradeDownlevelServer Overflow)

参照情報

CVE: CVE-2003-0533

BID: 10108

MSFT: MS04-011

MSKB: 835732