Linuxカーネル3.12.61-52_128のこの更新プログラムでは、1つの問題が修正されています。

次のセキュリティの問題が修正されました：

CVE-2018-16884：LinuxカーネルのNFS41+サブシステムで欠陥が見つかりました。別々のネットワーク名前空間に同時にマウントされたNFS41+共有では、bc_svc_process()に間違ったバックチャンネルIDを使用させることによって、メモリ解放後使用（Use After Free）の脆弱性を引き起こす可能性がありました。そのため、悪意のあるコンテナユーザーがホストカーネルのメモリ破損やシステムパニックを引き起こす可能性がありました。
欠陥の性質上、権限昇格を排除しきれない可能性があります（bsc#1119947）。

注意：Tenable Network Securityは、前述の記述ブロックをSUSEセキュリティアドバイザリから直接抽出しています。Tenableでは、そこに新しい問題を追加することはせずに、できる限り自動的に整理と書式設定をするようにしています。

検出

SUSE SLES12セキュリティ更新プログラム：カーネル（SUSE-SU-2019:0326-1）

high Nessus プラグイン ID 122113

バージョン 1.4