PHP 5.6.x < 5.6.35のセキュリティバイパスの脆弱性

medium Nessus プラグイン ID 122591

概要

リモートのWebサーバーで実行されているPHPのバージョンは、セキュリティバイパス脆弱性の影響を受けます。

説明

バナーによると、リモートのWebサーバーで実行されているPHPのバージョンは5.6.35より前の5.6.xです。したがって、セキュリティバイパスの脆弱性による影響を受けます。Dumpable FPMの子プロセスでは、fpm_unix.cがPR_SET_DUMPABLE prctlコールを行うためにopcacheアクセス制御のバイパスが可能となり、マルチユーザー環境において1人のユーザーがPHP-FPMワーカープロセスのPIDでgcoreを実行することにより、二番目のユーザーのPHPアプリケーションのプロセスメモリから秘密情報を取得する可能性があります。

ソリューション

PHPバージョン5.6.35以降にアップグレードしてください。

参考資料

http://php.net/ChangeLog-5.php#5.6.35

プラグインの詳細

深刻度: Medium

ID: 122591

ファイル名: php_5_6_35.nasl

バージョン: 1.3

タイプ: remote

ファミリー: CGI abuses

公開日: 2019/3/4

更新日: 2022/4/11

設定: 徹底したチェックを有効にする

サポートされているセンサー: Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Medium

スコア: 4.4

CVSS v2

リスクファクター: Low

基本値: 1.9

現状値: 1.4

ベクトル: CVSS2#AV:L/AC:M/Au:N/C:P/I:N/A:N

CVSS スコアのソース: CVE-2018-10545

CVSS v3

リスクファクター: Medium

基本値: 4.7

現状値: 4.1

ベクトル: CVSS:3.0/AV:L/AC:H/PR:L/UI:N/S:U/C:H/I:N/A:N

現状ベクトル: CVSS:3.0/E:U/RL:O/RC:C

脆弱性情報

CPE: cpe:/a:php:php

必要な KB アイテム: www/PHP

エクスプロイトの容易さ: No known exploits are available

パッチ公開日: 2018/3/29

脆弱性公開日: 2018/3/29

参照情報

CVE: CVE-2018-10545

BID: 104022