Apache Tomcat 9.0.0.M1 < 9.0.19のリモートでコードが実行される脆弱性(Windows)

high Nessus プラグイン ID 124058

概要

リモートの Apache Tomcat サーバーは、脆弱性の影響を受けます。

説明

リモート Windows ホストにインストールされている Tomcat のバージョンは 9.0.19 より前です。したがって、JRE が Windows にコマンドライン引数を渡す方法にバグがあるため、リモートでコードが実行される脆弱性の影響を受けます。認証されていないリモートの攻撃者がこれを悪用し、任意のコマンドを実行する可能性があります。さらに、SSI printenvコマンドが適切にエスケープせずにユーザー指定のデータをエコーするため、クロスサイトスクリプティング(XSS)の脆弱性の影響を受けます。

Nessus はこの問題をテストしておらず、代わりにアプリケーションが自己報告するバージョン番号にのみ依存していることに注意してください。

ソリューション

Apache Tomcat バージョン 9.0.18 以降にアップグレードしてください。

参考資料

http://www.nessus.org/u?3ba5edc6

http://www.nessus.org/u?20cc80d0

http://www.nessus.org/u?4a563f9f

プラグインの詳細

深刻度: High

ID: 124058

ファイル名: tomcat_9_0_18.nasl

バージョン: 1.17

タイプ: combined

エージェント: windows, macosx, unix

ファミリー: Web Servers

公開日: 2019/4/15

更新日: 2023/6/20

設定: 徹底したチェックを有効にする

サポートされているセンサー: Nessus Agent, Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: High

スコア: 8.4

CVSS v2

リスクファクター: High

基本値: 9.3

現状値: 7.7

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:M/Au:N/C:C/I:C/A:C

CVSS スコアのソース: CVE-2019-0232

CVSS v3

リスクファクター: High

基本値: 8.1

現状値: 7.5

ベクトル: CVSS:3.0/AV:N/AC:H/PR:N/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H

現状ベクトル: CVSS:3.0/E:F/RL:O/RC:C

脆弱性情報

CPE: cpe:/a:apache:tomcat

必要な KB アイテム: Host/OS, installed_sw/Apache Tomcat

エクスプロイトが利用可能: true

エクスプロイトの容易さ: Exploits are available

パッチ公開日: 2019/4/13

脆弱性公開日: 2019/3/3

エクスプロイト可能

Metasploit (Apache Tomcat CGIServlet enableCmdLineArguments Vulnerability)

参照情報

CVE: CVE-2019-0232

BID: 107906