ImageMagick < 7.0.8-35の複数の脆弱性

high Nessus プラグイン ID 126638

概要

リモートの Windows ホストにインストールされているアプリケーションは、複数の脆弱性の影響を受けます。

説明

リモートの Windows ホストにインストールされている ImageMagick のバージョンは、7.0.8-35 より前です。そのため、以下の複数の脆弱性の影響を受けます。

- coders/jp2.c の WriteJP2Image 関数にある「初期化されていない値の使用」の脆弱性。(CVE-2019-12977)

- coders/pango.c の ReadPANGOImage 関数にある「初期化されていない値の使用」の脆弱性。(CVE-2019-12978)

- MagickCore/image.c の SyncImageSettings 関数にある「初期化されていない値の使用」の脆弱性。これは、magick/image.c の AcquireImage に関連しています。(CVE-2019-12979)

アプリケーションはさらにいくつかの脆弱性の影響も受ける可能性があります。詳細については、ベンダーにお問い合わせください。

ソリューション

ImageMagickをバージョン7.0.8-35以降にアップグレードしてください。注意: システムから脆弱なバージョンを手動でアンインストールすることが必要な場合もあります。

参考資料

https://github.com/ImageMagick/ImageMagick/issues/1515

https://github.com/ImageMagick/ImageMagick/issues/1517

https://github.com/ImageMagick/ImageMagick/issues/1520

https://github.com/ImageMagick/ImageMagick/issues/1518

https://github.com/ImageMagick/ImageMagick/issues/1519

https://github.com/ImageMagick/ImageMagick/issues/1522

プラグインの詳細

深刻度: High

ID: 126638

ファイル名: imagemagick_7_0_8-35.nasl

バージョン: 1.5

タイプ: local

エージェント: windows

ファミリー: Windows

公開日: 2019/7/12

更新日: 2023/7/19

サポートされているセンサー: Nessus Agent, Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Medium

スコア: 5.9

CVSS v2

リスクファクター: Medium

Base Score: 6.8

Temporal Score: 5

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:M/Au:N/C:P/I:P/A:P

CVSS スコアのソース: CVE-2019-12977

CVSS v3

リスクファクター: High

Base Score: 7.8

Temporal Score: 6.8

ベクトル: CVSS:3.0/AV:L/AC:L/PR:N/UI:R/S:U/C:H/I:H/A:H

現状ベクトル: CVSS:3.0/E:U/RL:O/RC:C

脆弱性情報

CPE: cpe:/a:imagemagick:imagemagick

必要な KB アイテム: installed_sw/ImageMagick

エクスプロイトの容易さ: No known exploits are available

パッチ公開日: 2019/3/26

脆弱性公開日: 2019/3/20

参照情報

CVE: CVE-2019-12974, CVE-2019-12975, CVE-2019-12976, CVE-2019-12977, CVE-2019-12978, CVE-2019-12979

BID: 108913