MySQL 8.0.x < 8.0.17の複数の脆弱性(2019年7月CPU)

high Nessus プラグイン ID 126784

概要

リモートのデータベースサーバーは、複数の脆弱性の影響を受けます。

説明

リモートホストで実行されているMySQLのバージョンは、8.0.17より前の8.0.xです。したがって、2019 年 7 月と 2022 年 10 月の Critical Patch Update アドバイザリに記載されているとおり、下記に示す主な 3 つの脆弱性を含む複数の脆弱性の影響を受けます。

-以下における詳細不明の脆弱性「Shell: Admin / InnoDB Cluster」サブコンポーネントにより、認証されていない攻撃者が影響を受けるMySQLサーバーを乗っ取る可能性があります。この攻撃を成功させるには人間の関与が必要です。
(CVE-2019-2822)

-「Server: Replication」サブコンポーネントの詳細不明な脆弱性により、攻撃者がサーバーをハングアップさせたり、頻繁にクラッシュを繰り返して完全なサービス拒否を引き起こしたりする可能性があります。
また、この脆弱性の悪用に成功した攻撃者が、MySQLサーバーがアクセスできる一部のデータに不正な変更を加える可能性があります。(CVE-2019-2800)

-「Server: Charsets」サブコンポーネントの詳細不明な脆弱性により、攻撃者がサーバーをハングアップさせたり、頻繁にクラッシュを繰り返して完全なサービス拒否を引き起こしたりする可能性があります。
(CVE-2019-2795)

Nessusはこれらの問題をテストしておらず、代わりにアプリケーションの自己報告されたバージョン番号にのみ依存しています。

ソリューション

MySQL バージョン 8.0.17 以降にアップグレードしてください。

参考資料

https://dev.mysql.com/doc/relnotes/mysql/8.0/en/news-8-0-17.html

http://www.nessus.org/u?1adc2fd3

https://www.oracle.com/a/tech/docs/cpuoct2022cvrf.xml

https://www.oracle.com/security-alerts/cpuoct2022.html

プラグインの詳細

深刻度: High

ID: 126784

ファイル名: mysql_8_0_17.nasl

バージョン: 1.10

タイプ: combined

エージェント: windows, macosx, unix

ファミリー: Databases

公開日: 2019/7/18

更新日: 2022/10/25

サポートされているセンサー: Frictionless Assessment Agent, Nessus Agent, Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Medium

スコア: 5.9

CVSS v2

リスクファクター: Medium

基本値: 5.5

現状値: 4.1

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:L/Au:S/C:N/I:P/A:P

CVSS スコアのソース: CVE-2019-2819

CVSS v3

リスクファクター: High

基本値: 7.5

現状値: 6.5

ベクトル: CVSS:3.0/AV:N/AC:H/PR:N/UI:R/S:U/C:H/I:H/A:H

現状ベクトル: CVSS:3.0/E:U/RL:O/RC:C

CVSS スコアのソース: CVE-2019-2822

脆弱性情報

CPE: cpe:/a:oracle:mysql

必要な KB アイテム: installed_sw/MySQL Server

エクスプロイトの容易さ: No known exploits are available

脆弱性公開日: 2019/7/16

参照情報

CVE: CVE-2019-2737, CVE-2019-2738, CVE-2019-2739, CVE-2019-2740, CVE-2019-2741, CVE-2019-2752, CVE-2019-2757, CVE-2019-2758, CVE-2019-2774, CVE-2019-2778, CVE-2019-2780, CVE-2019-2784, CVE-2019-2785, CVE-2019-2789, CVE-2019-2791, CVE-2019-2795, CVE-2019-2796, CVE-2019-2797, CVE-2019-2800, CVE-2019-2801, CVE-2019-2802, CVE-2019-2803, CVE-2019-2805, CVE-2019-2808, CVE-2019-2810, CVE-2019-2811, CVE-2019-2812, CVE-2019-2814, CVE-2019-2815, CVE-2019-2819, CVE-2019-2822, CVE-2019-2826, CVE-2019-2830, CVE-2019-2834, CVE-2019-2879, CVE-2019-2948, CVE-2019-2950, CVE-2019-2969, CVE-2019-3003, CVE-2022-21589

BID: 109234, 109243, 109247

IAVA: 2019-A-0383-S