Amazon Linux 2:thunderbird(ALAS-2019-1304)

high Nessus プラグイン ID 129562

概要

リモートのAmazon Linux 2ホストに、セキュリティ更新プログラムがありません。

説明

細工されたmultipart/alternativeメッセージの暗号化されたS/MIMEの部分が、HTMLの返信/転送に含まれるとき、平文を漏えいする可能性があります。この脆弱性はThunderbird < 68.1およびThunderbird < 60.9に影響します。(CVE-2019-11739)同一オリジンポリシーがキャッシュ化されたイメージコンテンツに適用される方法にエラーがあることにより、SVGフィルター<canvas>エレメントの組み合わせを介したオリジン間イメージの盗難が可能となる、同一オリジンポリシーの違反。その結果生じる同一オリジンポリシーの違反によって、データ盗難の可能性があります。この脆弱性は、Firefox < 69、Thunderbird < 68.1、Thunderbird < 60.9、Firefox ESR < 60.9、Firefox ESR < 68.1に影響します。(CVE-2019-11742)本体が使用中に開放される場合、ビデオエレメントを操作する間にメモリ解放後使用(Use After Free)の脆弱性が発生する可能性があります。これにより、悪用可能なクラッシュが引き起こされる可能性があります。この脆弱性は、Firefox < 69、Thunderbird < 68.1、Thunderbird < 60.9、Firefox ESR < 60.9、Firefox ESR < 68.1に影響します。(CVE-2019-11746)変換の間にIndexedDBのキー値を削除し、その後抽出を試みる可能性があります。これにより、メモリ解放後使用(use-after-free)と悪用可能なクラッシュが引き起こされる可能性があります。この脆弱性は、Firefox < 69、Thunderbird < 68.1、Thunderbird < 60.9、Firefox ESR < 60.9、Firefox ESR < 68.1に影響します。(CVE-2019-11752)一部のHTMLエレメント、たとえば、 <title>や <textarea>は、リテラルのかぎ括弧を、マークアップとして処理せずに含む可能性があります。リテラルの終了タグをこれらのエレメントの.innerHTMLに渡す可能性があり、その後に続くコンテンツはタグの外にあるように解析されます。これにより、サイトが、他のエレメントと同様これらのエレメントに対しても厳密にユーザー入力をフィルターしない場合、XSSが引き起こされる可能性があります。この脆弱性は、Firefox < 69、Thunderbird < 68.1、Thunderbird < 60.9、Firefox ESR < 60.9、Firefox ESR < 68.1に影響します。(CVE-2019-11744)- Mozilla開発者およびコミュニティメンバーは、Firefox 68、Firefox ESR 68、Firefox 60.8にあるメモリの安全性のバグを報告しました。これらのバグの一部にはメモリ破損の証拠が示されており、当社では、攻撃者が相当な試みを行えば、これらの一部が悪用され、任意のコードが実行される可能性があると推測しています。この脆弱性は、Firefox < 69、Thunderbird < 68.1、Thunderbird < 60.9、Firefox ESR < 60.9、Firefox ESR < 68.1に影響します。(CVE-2019-11740)ナビゲーションイベントがアップロードイベントの一部のインスタンスでW3Cの「ナビゲーションタイミングレベル2」のドラフト仕様に十分に準拠しないため、詳細なタイミング属性へのアクセスが同一オリジンのみに制限されます。これによって、タイミングサイドチャネル攻撃を通じ、履歴のオリジン間の情報漏えいが引き起こされる可能性があります。この脆弱性は、Firefox < 69、Thunderbird < 68.1、Thunderbird < 60.9、Firefox ESR < 60.9、Firefox ESR < 68.1に影響します。(CVE-2019-11743)

ソリューション

「yum update thunderbird」を実行してシステムを更新してください。

参考資料

https://alas.aws.amazon.com/AL2/ALAS-2019-1304.html

プラグインの詳細

深刻度: High

ID: 129562

ファイル名: al2_ALAS-2019-1304.nasl

バージョン: 1.5

タイプ: local

エージェント: unix

公開日: 2019/10/4

更新日: 2024/4/19

サポートされているセンサー: Agentless Assessment, Frictionless Assessment Agent, Frictionless Assessment AWS, Nessus Agent, Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Medium

スコア: 5.9

CVSS v2

リスクファクター: High

基本値: 9.3

現状値: 7.3

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:M/Au:N/C:C/I:C/A:C

CVSS スコアのソース: CVE-2019-11752

CVSS v3

リスクファクター: High

基本値: 8.8

現状値: 7.9

ベクトル: CVSS:3.0/AV:N/AC:L/PR:N/UI:R/S:U/C:H/I:H/A:H

現状ベクトル: CVSS:3.0/E:P/RL:O/RC:C

脆弱性情報

CPE: p-cpe:/a:amazon:linux:thunderbird, p-cpe:/a:amazon:linux:thunderbird-debuginfo, cpe:/o:amazon:linux:2

必要な KB アイテム: Host/local_checks_enabled, Host/AmazonLinux/release, Host/AmazonLinux/rpm-list

エクスプロイトが利用可能: true

エクスプロイトの容易さ: Exploits are available

パッチ公開日: 2019/10/2

脆弱性公開日: 2019/9/27

参照情報

CVE: CVE-2019-11739, CVE-2019-11740, CVE-2019-11742, CVE-2019-11743, CVE-2019-11744, CVE-2019-11746, CVE-2019-11752

ALAS: 2019-1304