オフィス生産性スイートであるLibreOfficeに複数の脆弱性が発見されました。

CVE-2019-9848

Nils Emmerich氏により、悪意のあるドキュメントがLibreLogoを介して任意のPythonコードを実行する可能性があることが発見されました。

CVE-2019-9849

Matei Badanoiu氏により、ステルスモードがブレットグラフィックスに適用されないことが判明しました。

CVE-2019-9850

URLの検証が不十分なため、CVE-2019-9848で実装された保護機能がバイパスされる可能性があることが判明しました。

CVE-2019-9851

Gabriel Maei氏により、悪意あるドキュメントで、事前にインストールされた任意のスクリプトが実行される可能性があることが発見されました。

CVE-2019-9852

Nils Emmerich氏により、CVE-2018-16858に対処するために実装された保護機能が、URLエンコーディング攻撃によってバイパスされる可能性があることが判明しました。

CVE-2019-9853

Nils Emmerich氏により、悪意あるドキュメントがドキュメントセキュリティ設定をバイパスして、ドキュメント内に含まれているマクロを実行する可能性があることが発見されました。

CVE-2019-9854

URLの検証が不十分なため、CVE-2019-9852に対処するために実装された保護機能がバイパスされる可能性があることが判明しました。

Debian 8「Jessie」では、これらの問題はバージョン1:4.3.3-2+deb8u13で修正されました。

お使いの libreoffice パッケージをアップグレードすることを推奨します。

注: Tenable Network Securityは、前述の記述ブロックを DLA セキュリティアドバイザリから直接抽出しています。Tenableでは、新たな問題を持ち込まずに、できる限り自動的に整理して書式設定するようにしています。

検出

Debian DLA-1947-1 : libreoffice セキュリティ更新

critical Nessus プラグイン ID 129595

バージョン 1.5