MySQL 8.0.x < 8.0.18の複数の脆弱性(2019年10月CPU)

high Nessus プラグイン ID 130027

概要

リモートのデータベースサーバーは、複数の脆弱性の影響を受けます。

説明

リモートホストで実行されているMySQLのバージョンは、8.0.18より前の8.0.xです。したがって、2019年10月のCritical Patch Updateアドバイザリに記載されているとおり、下記に示す主な3つの脆弱性を含む複数の脆弱性の影響を受けます。

- Oracle MySQLのMySQL Server製品における脆弱性(コンポーネント:サーバー: Optimizer)。影響を受けるサポート対象のバージョンは5.7.30以前および8.0.17以前です。容易に悪用可能な脆弱性により、高い権限を持つ攻撃者が複数のプロトコルを介してネットワークにアクセスし、MySQL Serverを侵害する可能性があります。この脆弱性に対する攻撃が成功すると、権限なくMySQL Serverをハングさせたり、頻繁にクラッシュを繰り返させたりする可能性(完全なDOS)があります。(CVE-2021-2160)

- Oracle MySQLのMySQLServer製品における脆弱性(コンポーネント:サーバー:C APIおよびOptimizer)。容易に悪用可能な脆弱性により、権限が低い攻撃者が複数のプロトコルを介してネットワークにアクセスし、MySQL Serverを侵害する可能性があります。これらの脆弱性の悪用に成功すると、権限なくMySQL Serverをハングさせたり、頻繁にクラッシュを繰り返させたりする(完全なDOS)可能性があります。(CVE-2019-2966、CVE-2019-3011)

- 権限のないユーザーまたはプログラムが、既知の権限のないパス(C: /usr/local/)にコードと設定ファイルを置き、curl <= 7.65.1に呼び出し時に(openssl「エンジン」として)コードを自動的に実行させる可能性があります。
そのcurlが権限のあるユーザーによって呼び出された場合は、指定されたアクションをすべて実行する可能性があります。(CVE-2019-5443)

Nessusはこれらの問題をテストしておらず、代わりにアプリケーションの自己報告されたバージョン番号にのみ依存しています。

ソリューション

MySQLバージョン8.0.18以降にアップグレードしてください。

参考資料

http://www.nessus.org/u?97fbbe00

http://www.nessus.org/u?b370bc74

http://www.nessus.org/u?3f5cff95

https://www.oracle.com/security-alerts/cpuapr2021.html#AppendixMSQL

https://www.oracle.com/a/tech/docs/cpuapr2021cvrf.xml

プラグインの詳細

深刻度: High

ID: 130027

ファイル名: mysql_8_0_18.nasl

バージョン: 1.16

タイプ: combined

エージェント: windows, macosx, unix

ファミリー: Databases

公開日: 2019/10/18

更新日: 2022/12/5

サポートされているセンサー: Frictionless Assessment Agent, Nessus Agent, Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Medium

スコア: 5.9

CVSS v2

リスクファクター: Medium

基本値: 5.5

現状値: 4.1

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:L/Au:S/C:N/I:P/A:P

CVSS スコアのソース: CVE-2019-2991

CVSS v3

リスクファクター: High

基本値: 7.8

現状値: 6.8

ベクトル: CVSS:3.0/AV:L/AC:L/PR:N/UI:R/S:U/C:H/I:H/A:H

現状ベクトル: CVSS:3.0/E:U/RL:O/RC:C

CVSS スコアのソース: CVE-2019-5443

脆弱性情報

CPE: cpe:/a:oracle:mysql

必要な KB アイテム: installed_sw/MySQL Server

エクスプロイトの容易さ: No known exploits are available

パッチ公開日: 2019/10/14

脆弱性公開日: 2019/10/15

参照情報

CVE: CVE-2019-2911, CVE-2019-2914, CVE-2019-2938, CVE-2019-2946, CVE-2019-2957, CVE-2019-2960, CVE-2019-2963, CVE-2019-2966, CVE-2019-2967, CVE-2019-2968, CVE-2019-2974, CVE-2019-2982, CVE-2019-2991, CVE-2019-2993, CVE-2019-2997, CVE-2019-2998, CVE-2019-3004, CVE-2019-3009, CVE-2019-3011, CVE-2019-3018, CVE-2019-5443, CVE-2020-2580, CVE-2020-2589, CVE-2020-2752, CVE-2021-2001, CVE-2021-2160

BID: 108881

IAVA: 2019-A-0383-S, 2020-A-0021-S, 2020-A-0143-S, 2021-A-0038-S, 2021-A-0193-S