Amazon Linux 2:SDL2(ALAS-2019-1318)

high Nessus プラグイン ID 130215

概要

リモートのAmazon Linux 2ホストに、セキュリティ更新プログラムがありません。

説明

Simple DirectMedia Layer(SDL)2.0.9のlibSDL2.aに問題が発見されました。video/SDL_pixels.cの関数SDL_InvalidateMapに領域外読み取りがあります。(CVE-2019-12222)SDL_LoadBMP_RW()関数にBMP画像を読み込む際に検証されないため、既存のサーフェスを新たに最適化されたサーフェスにコピーする間に呼び出されるSDLのSDL_BlitCopy()関数に、ヒープベースのバッファオーバーフローが発見されました。SDLを使用して信頼されない入力ファイルを解析するアプリケーションは、この欠陥に脆弱で、攻撃者がアプリケーションのクラッシュを引き起こしたり、コードを実行したりする可能性があります。(CVE-2019-13616)

ソリューション

「yum update SDL2」を実行してシステムを更新してください。

参考資料

https://alas.aws.amazon.com/AL2/ALAS-2019-1318.html

プラグインの詳細

深刻度: High

ID: 130215

ファイル名: al2_ALAS-2019-1318.nasl

バージョン: 1.4

タイプ: local

エージェント: unix

公開日: 2019/10/25

更新日: 2024/4/17

サポートされているセンサー: Agentless Assessment, Frictionless Assessment Agent, Frictionless Assessment AWS, Nessus Agent, Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Medium

スコア: 6.0

CVSS v2

リスクファクター: Medium

基本値: 5.8

現状値: 4.5

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:M/Au:N/C:P/I:N/A:P

CVSS スコアのソース: CVE-2019-13616

CVSS v3

リスクファクター: High

基本値: 8.1

現状値: 7.3

ベクトル: CVSS:3.0/AV:N/AC:L/PR:N/UI:R/S:U/C:H/I:N/A:H

現状ベクトル: CVSS:3.0/E:P/RL:O/RC:C

脆弱性情報

CPE: p-cpe:/a:amazon:linux:sdl2, p-cpe:/a:amazon:linux:sdl2-debuginfo, p-cpe:/a:amazon:linux:sdl2-devel, p-cpe:/a:amazon:linux:sdl2-static, cpe:/o:amazon:linux:2

必要な KB アイテム: Host/local_checks_enabled, Host/AmazonLinux/release, Host/AmazonLinux/rpm-list

エクスプロイトが利用可能: true

エクスプロイトの容易さ: Exploits are available

パッチ公開日: 2019/10/21

脆弱性公開日: 2019/5/20

参照情報

CVE: CVE-2019-12222, CVE-2019-13616

ALAS: 2019-1318