RancherOS < 0.8.1 ローカルの権限昇格

high Nessus プラグイン ID 132247

概要

リモートデバイスに、ベンダーが提供したセキュリティパッチがありません。

説明

リモートホストはv0.8.1より前のバージョンのRancherOSを実行しています。そのため、ローカルの権限昇格の脆弱性に対し脆弱です。攻撃者はこの問題を悪用してサービス拒否状態を引き起こす可能性があります。
4.9.11までのLinuxカーネルのnet/dccp/input.cにあるdccp_rcv_state_process関数は、LISTEN状態のDCCP_PKT_REQUESTパケットデータ構造を誤って処理します。これにより、ローカルのユーザーがIPV6_RECVPKTINFO setsockoptシステム呼び出しを行うアプリケーションを介して、ルート権限を取得したり、サービス拒否(二重解放)を引き起こしたりする可能性があります。

ソリューション

RancherOSをv0.8.1以降にアップグレードしてください

参考資料

https://rancher.com/docs/os/v1.x/en/about/security/

https://github.com/rancher/os/releases/tag/v0.8.1

プラグインの詳細

深刻度: High

ID: 132247

ファイル名: rancheros_0_8_1.nasl

バージョン: 1.5

タイプ: local

ファミリー: Misc.

公開日: 2019/12/19

更新日: 2021/1/28

サポートされているセンサー: Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Critical

スコア: 9.0

CVSS v2

リスクファクター: High

Base Score: 7.2

Temporal Score: 6.3

ベクトル: CVSS2#AV:L/AC:L/Au:N/C:C/I:C/A:C

CVSS スコアのソース: CVE-2017-6074

CVSS v3

リスクファクター: High

Base Score: 7.8

Temporal Score: 7.5

ベクトル: CVSS:3.0/AV:L/AC:L/PR:L/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H

現状ベクトル: CVSS:3.0/E:H/RL:O/RC:C

脆弱性情報

CPE: cpe:/o:rancher:rancheros

必要な KB アイテム: Host/local_checks_enabled, Host/RancherOS/version, Host/RancherOS

エクスプロイトが利用可能: true

エクスプロイトの容易さ: Exploits are available

パッチ公開日: 2017/2/17

脆弱性公開日: 2017/2/17

エクスプロイト可能

Core Impact

参照情報

CVE: CVE-2017-6074

BID: 96310