.NET Coreのセキュリティ更新プログラム(2020年1月)

high Nessus プラグイン ID 132993

概要

リモートのWindowsホストは、.NET Coreの複数の脆弱性による影響を受けます。

説明

リモートホストにインストールされているMicrosoft .NET Coreのバージョンは、3.0.x < 3.0.2または3.1.x < 3.1.1です。そのため、以下の複数の脆弱性の影響を受けます。

- .NETソフトウェアがファイルのソースマークアップをチェックできないとき、リモートでコードを実行される脆弱性がソフトウェアにあります。この脆弱性の悪用に成功した攻撃者が、現行ユーザーのコンテキストで任意のコードを実行する可能性があります。現行ユーザーが管理者ユーザー権限でログオンしている場合、攻撃者が影響を受けるシステムを乗っ取る可能性があります。攻撃者が、完全なユーザー権限で、プログラムのインストール、データの表示・変更・削除、または新規アカウントの作成を実行する可能性があります。システムで、ユーザー権限の設定がより制限されたアカウントを持つユーザーは、管理者ユーザー権限で操作を行うユーザーよりも、受ける影響が少なくなる可能性があります。(CVE-2020-0605、CVE-2020-0606)

ソリューション

ベンダーのドキュメントを参照してください。

参考資料

http://www.nessus.org/u?4e287012

http://www.nessus.org/u?fa0a6c3c

https://github.com/dotnet/announcements/issues/148

https://github.com/dotnet/announcements/issues/149

プラグインの詳細

深刻度: High

ID: 132993

ファイル名: smb_nt_ms20_jan_dotnet_core.nasl

バージョン: 1.5

タイプ: local

エージェント: windows

ファミリー: Windows

公開日: 2020/1/16

更新日: 2020/5/15

サポートされているセンサー: Frictionless Assessment Agent, Nessus Agent, Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Medium

スコア: 6.7

CVSS v2

リスクファクター: High

基本値: 9.3

現状値: 6.9

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:M/Au:N/C:C/I:C/A:C

CVSS スコアのソース: CVE-2020-0606

CVSS v3

リスクファクター: High

基本値: 8.8

現状値: 7.7

ベクトル: CVSS:3.0/AV:N/AC:L/PR:N/UI:R/S:U/C:H/I:H/A:H

現状ベクトル: CVSS:3.0/E:U/RL:O/RC:C

脆弱性情報

CPE: cpe:/a:microsoft:.net_core

必要な KB アイテム: installed_sw/.NET Core Windows

エクスプロイトの容易さ: No known exploits are available

パッチ公開日: 2020/1/14

脆弱性公開日: 2020/1/14

参照情報

CVE: CVE-2020-0605, CVE-2020-0606

IAVA: 2020-A-0031-S